「夢に侵入してくるテレビの音」何気ない日常が物語に/『蕎麦湯が来ない』②

文芸・カルチャー

公開日:2020/5/10

美しく、儚く、切なく、哀しく、馬鹿馬鹿しく、愛おしい。鬼才と奇才。文学界の異才コンビ・せきしろ×又吉直樹が詠む、センチメンタル過剰で自意識異常な自由律俳句集より、その一部をご紹介します。

『蕎麦湯が来ない』(せきしろ又吉直樹/マガジンハウス)