「かぐや様と早坂の関係が尊すぎる」主従関係に終わりを告げた2人に感動の声続出/ヤンジャン21号『かぐや様は告らせたい』

マンガ

更新日:2020/4/28

『週刊ヤングジャンプ』21号(集英社)

 2020年4月23日(木)に発売した『週刊ヤングジャンプ』21号。『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』176話では、四宮かぐやと早坂愛の“決別”が描かれ「切ないけどいいラストシーンだった」と涙する読者が相次いでいる。

 早坂は幼い頃から、四宮家の令嬢・かぐやに仕えてきた使用人。しかし影では、四宮家長男・黄光にかぐやの一挙一動を報告する任務も請け負っていた。その事実を知っている三男・雲鷹は、早坂を利用するために彼女の裏切りをかぐやに告げ口したが、かぐやは早坂に怒りをぶつけながら「許したいって思ったの今日が初めてでやり方がわからないのよ!?」と意外な想いを口にする。

 その言葉を聞いた早坂は、かぐやと過ごしてきた時間は楽しかったと告白する。しかしそれ以上言いたいことがまとまらず戸惑っていると、雲鷹の手下たちが隙を突いて背後から殴りかかってくる事態に。手下の1人が早坂の髪を掴むと、早坂は太腿から刃物を抜き取って断髪。彼らの様子を見ていた雲鷹は、このままでは思い通りに動かないと察して撤退していった。

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 2人がいる山の中は、2人の主従関係が始まった運命の場所。昔と同じ風景の中で、かぐやは早坂に「私達の主従関係は今この時を以て終わりとします」と告げる。かぐやのことが可愛くて仕方ない気持ちを抱えながら、立場上裏切らざるをえなかった早坂。彼女の苦しみにようやく気づいたかぐやは、「ずっと辛かったのでしょう 気付いてあげられなくてごめんね」と涙を流した。

 長年の主従関係から開放され、対等な立場で思いを語り合うかぐやと早坂。2人の姿には、読者からも「最後の最後に歩み寄れて本当に良かった」「かぐや様と早坂の関係が尊すぎる」「これからはいい友達になれるよね」と感動の声が多くあがった。

 波乱の連続だった修学旅行も、次回でいよいよ最終日。果たしてかぐやたちは、このまま何事もなく学園に帰れるのだろうか。

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『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』18巻(赤坂アカ/集英社)