2020年4月26日（日）に放送された、ドラマ「美食探偵 明智五郎」の第3話。今回は中村倫也演じる明智五郎が事件解決のために様々な衣装に着替え、「意外となんでもやるなぁ明智さん」「似合ってないエプロン姿が超かわいい」とファンから歓喜の声が上がっている。

　同ドラマは、美食家を名乗る名探偵・明智が助手の小林苺（小芝風花）と難事件を解決する物語。明智は自分と出会って殺人の快楽に目覚めてしまった美女・マリア（小池栄子）を止めるため、彼女が引き起こす事件を追っていた。

　今回の事件が発生したのは、高級フレンチレストランの「メゾン・ヴェリテ」。ある日レストランに訪れた男性が、パンを喉につまらせて窒息死してしまう。店内に他の客はおらず、その場に居合わせたのは店長兼シェフの伊藤（武田真治）とギャルソン、そして野菜を届けに来た女性の3人だけ。女性は伊藤が男性に水を飲ませようとしていたと証言し、警察では事件性のない事故という判断が下されていた。

　しかし明智は、事件の影にマリアの気配を察知。客を装ってレストランを訪ねた後、美食ライターの“明智三郎”と名乗って目撃者の女性に接触する。手がかりとなりそうな情報を掴んでから、今度はキッチンカーで仕事中の苺に「君に潜入してもらいたいところがある」と変装を命令。自分は苺の代わりにキッチンカーの店番を務めることに。

　普段はワインレッドのスーツにループタイという格好の明智だが、“三郎”の時は白のハイネックとグレーのジャケットに衣装チェンジ。さらにキッチンカーでは、苺と同じ赤い水玉模様のエプロンとバンダナを着用する。雰囲気の異なる2パターンの装いには、視聴者も「これはなにかのご褒美ですか!?」「ライター姿はスマートでかっこいいし、エプロン姿も超キュート」「どの明智さんも違う魅力があって最高」と大喜びだ。

　明智の捜査で明らかになった犯人は、死んだ男性の一番近くにいた伊藤。しかし証拠不十分であることを理由に、明智は伊藤を捕まえようとしなかった。マリアの考える殺人計画は、用意周到で完全犯罪に近いものばかり。果たして明智が彼女の計画を阻止できる日は来るのだろうか…。

■ドラマ「美食探偵 明智五郎」
放送時間：毎週日曜夜10：30～
原作：東村アキコ
脚本：田辺茂範
出演：中村倫也、小芝風花、小池栄子 ほか