伊藤英明の狂気的な行動に「信長に匹敵するサイコパス」と視聴者驚愕!/麒麟がくる 第15話

エンタメ

公開日:2020/5/3

『NHK大河ドラマ・ガイド 麒麟がくる 前編』(著:池端俊策、監修:NHKドラマ制作班、編集:NHK出版/NHK出版)

 2020年4月26日(日)に放送されたドラマ「麒麟がくる」第15話。実権を握った斎藤高政(伊藤英明)が狂気的な行動を見せ、「信長に匹敵するサイコパス」「同情できないレベルに達してしまった」と視聴者を震撼させている。

 同ドラマの主人公は、多くの群雄と天下をめぐって争う智将・明智光秀(長谷川博己)。天文23年、美濃では仏門に入った斎藤道三(本木雅弘)に代わり高政が家督を継いでいた。一方帰蝶(川口春奈)は高政と織田信長(染谷将太)が敵対することを案じており、彼女の命を受けた道三の次男・孫四郎(長谷川純)が光秀の元を訪問。高政に退いてもらう道を模索するため先陣に立ってほしいと光秀に懇願するも、家督交代から日が浅いことを理由に断られてしまう。

 ある日光秀は稲葉山城の高政を訪ねたが、どうやら孫四郎の行動は彼にも筒抜けだったらしい。いずれ信長との盟約を見直さざるをえないと語る高政は、清須城の城主・織田彦五郎(梅垣義明)との親密な関係もほのめかした。彦五郎は信長と敵対している間柄だけに、光秀は不安を膨らませていく。そんな折、尾張では信長の叔父・信光(木下ほうか)が彦五郎を暗殺。これで信長が尾張をほぼ手中に収めたことになり、その報せは高政や駿河の今川勢にも届けられた。

advertisement

 信長が勢力を拡大したことに高政は焦りを隠せず、道三に可愛がられる孫四郎と弟の喜平次(犬飼直紀)の存在も気がかりなようす。そこで彼は病で床に伏せている振りをして孫四郎と喜平次を騙し、見舞いに訪れた2人を家臣が斬殺。息子たちの亡骸と対面した道三は怒りの声をあげて稲葉山城を後にし、高政は家臣たちに「悪しき芽は摘んだ。これを機に美濃は皆の力を結集し揺るぎのない国を目指す」と高らかに宣言するのだった。

 守護代の座を守るため恐るべき行動に出た高政。視聴者からは「闇落ち感がハンパない」「弟2人を平気で手にかけるとか怖すぎ」「マムシの子もマムシということか」などの声が相次いでおり、Twitterで話題の戦国武将アカウントも驚きを隠せない。



 激昂した道三はどのような行動に出るのか。美濃が戦場と化す日は近いのかもしれない。

■ドラマ「麒麟がくる」
放送日:毎週日曜 20:00~
出演:長谷川博己、本木雅弘、門脇麦、堺正章 ほか