タモリの発言で卓球台の色やボールの色が変わった事がある!?/毎日雑学
更新日:2021/1/3
身近なのに意外と知らない身の回りのモノの名前の由来や驚きの事実。オフィスで、家庭でちょっと自慢したくなる、知っておくだけでトクする雑学を、毎日1本お届けします!
この雑学では「タモリの発言で卓球台の色やボールの色が変わった」という雑学について解説します。
雑学クイズ問題
【公式試合で使われている卓球台の色は何色?】
A.赤色
B.黒色
C.緑色
D.青色
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
タモリの発言で卓球台の色やボールの色が変わった事がある。
【近年の卓球のイメージ】
近年では日本人の卓球選手の活躍が著しく、各種メディアからの注目が集まっていますよね。
また、卓球のプロリーグであるTリーグも開催されるようになり、ますます卓球の知名度が上がってきた印象です。
オリンピックなどの世界大会でもメダル候補だと注目を浴びるようになり、プレッシャーの中メダルを獲得して見事に国民の期待に応えました。今でこそ卓球がここまで注目されていますが、実は少し前まで卓球にはほとんどの人が注目していなかったのです。
卓球少女の福原愛元選手などがテレビで取り上げられることはあっても、卓球の試合について報道されることはそこまでありませんでした。ここまで卓球が注目されて明るいイメージになったのも選手の活躍のおかげもありますが、実はタモリさんの放った一言が深く関係しているそうです。
【番組で放ったタモリの一言】
それではタモリさんが卓球に対してどのような一言を放ったのでしょうか。
それは現在は惜しまれつつも放送が終了した「笑っていいとも!」の1980年代後半での放送内のことでした。
その日のテレフォンショッキングのコーナーには、ミュージシャンの織田哲郎さんが出演していました。タモリさんが「織田哲郎さんは学生時代に何をやっていたの?」と聞くと、織田哲郎さんは「卓球です!」と答えました。
すると、タモリさんが卓球に対して「あれって根暗だよねー!」という一言を放ったのです。
そして、当時のタモリさんや笑っていいともでの発言にはかなりの影響があったため、翌年から中学生で卓球部に入部する人が激減するという事態が発生してしまったのです。
特に女子の卓球人口の減少は著しいものがあり、一気に数万万人が減ってしまったとされています。
テレビで活躍されている著名人の方だからこそ、公の場での発言に気をつけなければならないというのがよくわかりますよね。
【その一言で卓球台とボールの色が変わった】
そして、タモリさんによる「根暗だよねー!」という発言をきっかけにして、卓球台とボールの色が変わることになりました。急激な卓球人口の減少により、卓球業界ではなんとか対策をうたなければならなくなったのです。
世間で囁かれている「卓球は根暗」というイメージを払拭するために、まずは卓球台の色を緑色から清涼感のある青色へと変更しました。そして、青色の卓球台は徐々に普及していき、1992年に開催されたバルセロナオリンピックでは見事に青色の卓球台が採用されたのです。
その後、国際大会では青色の卓球台が一般的になっていきました。
そして、ボールの色についても白色からオレンジ色のものが登場し、全体的に地味な色合いから色鮮やかになっていったのです。
ユニフォームも昔は恰好悪いものが多かったのですが、最近ではオシャレでかっこいいデザインのものも増えていき、卓球そのもののイメージが明るいものとなりました。
もちろん選手の活躍がイメージを変える一番のきっかけでしたが、タモリさんの一言をきっかけに努力した卓球業界のおかげでもあったんですね。
以上が「タモリの発言で卓球台の色やボールの色が変わった」という雑学についてでした、いかがでしたか?
それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「D.青色」でした!
まとめ
タモリさんが1980年代に放送された「笑っていいとも!」の中で、卓球に対して「根暗だよねー!」という発言をした。
その結果、翌年から卓球部に入部する中学生が激減し、特に女子学生の卓球人口が急激に減少した。
タモリさんの発言をきっかけにして、卓球の根暗なイメージを払しょくしようとして、卓球台の色やボールの色を変更した。
その結果、徐々に卓球は明るいイメージとなっていき、現在では卓球に対する根暗というイメージもかなり緩和された。
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