『サザエさん』愉快犯ノリスケの“イタズラ”が酷すぎる?「安定の外道」
公開日:2020/5/10
5月3日に放送されたアニメ『サザエさん』では、ノリスケの“お家芸”が大暴走。視聴者からは「マジで詐欺」「やはりクズい」などとツッコミを入れる声が続出している。
話題になったエピソードは作品No.8092「ノリスケほろ酔い便」。ノリスケといえば、磯野家の冷蔵庫を勝手に開けて盗み食いをしたり、マスオの財布で“爆買い”をしたりと、横柄ながらも憎めない人物。そんな寄生ぶりから、ネット上では「ハイエナノリスケ」の異名がつけられている彼だが、ある日、1本1万円はするという高級ウイスキーを手土産に磯野家にやってくる。サザエやカツオは「あのノリスケが目的もなしに…」「お金を借りに来たに違いない」とノリスケの魂胆を疑う一方、波平とマスオは早速酒を酌み交わし「うまい! われわれが飲んでいるウイスキーとは一味も二味も違う」「実に芳醇な味だ」とその味に大興奮。その後、カツオたちの心配をよそに、何事も起こらず、ノリスケは赤くなった顔で帰宅していった。
しかし後日、このウイスキーの正体を知ったタイコは、サザエを呼びつける。実は、あのウイスキーはノリスケが“高級ウイスキーの容器に、安価なウイスキーを入れ替えたもの“で、波平たちにイタズラをしかける目的だったらしいと説明し、謝罪。お詫びとして本物の高級ウイスキーをサザエに進呈する。ノリスケはもちろん、味の違いに気が付かない波平たちにも呆れたサザエ。そこで、波平たちに“安価なウイスキーの容器に入った高級ウイスキー”を飲ませ、「味覚テスト」を行うことに。
その夜、そのウイスキーを飲んだ波平とマスオは「悪くはないが、先日の味には負ける」「何か一味足りない」と酷評。それを見たサザエは「もう高いお酒を買う必要はなさそうね」と笑いつつ、ネタばらしをする。フネから「要するに、お2人とも瓶のラベルを味わっていたみたいですね」と一蹴されると、2人は「うぅ…」と自身の“味おんち”ぶりを恥じるのだった。
視聴者からは、愉快犯なノリスケに対し「ノリスケとかいう詐欺師」「やはりクズい」「ノリスケ煽りセンスヤバすぎwww」「安定の外道」「タイコさんはどうしてノリスケと結婚したんだろう…」「ほんま、純粋な悪意でイタズラしてるやん笑」「これで頼み事してたらマジで詐欺だったな」「いつかノリスケおじさんは刺されると思う」「ノリスケ何様やねんウイスキーの瓶で殴るぞ」などとツッコミを入れる声が続出している。
「親の背を見て子は育つ」。ノリスケの背中を見て育つイクラちゃんの将来が心配になってしまわなくもない…。