ぐっすり眠って疲れを取りたい!寝る前に首や足の付け根を伸ばすだけ/超速効ストレッチ③
公開日:2020/5/16
外出自粛で運動不足になりがち。体が硬くなって不調を感じている人も多いのではないでしょうか。自宅でできて超速攻で効く簡単ストレッチを紹介。こりや痛みを改善したい…グッスリ眠りたい…そんな悩みを最短最速で解決しましょう。
最速で効く! 目的別ストレッチ④
グッスリと眠り、疲れをとりたい
夜、グッスリと眠れるか否か、一日の疲れをしっかりと取り除けるか否か。言うまでもありませんが、睡眠の質が翌日のコンディションを大きく左右します。いや、それだけではありません。年齢を重ねても健康であり続けるかどうかにも大きな影響を及ぼすのです。
「朝起きた時、カラダがだるい」
そんな風に感じている人は、ベッドに、あるいはふとんに入る前にストレッチでカラダをゆるめることをオススメします。
短時間で構いません。リンパ液や血液が滞りがちな首や足の付け根を伸ばしてゆるめ、下半身の血液循環を促進させることから始めてみましょう。ストレッチがあなたの睡眠を変えてくれます。
脳科学アプローチ
快眠ストレッチ①
首は重たい頭部を支えていますので疲労がたまりがち。さらに、スマホを使い続けるうちに首がガチガチに緊張してしまう「スマホ首」も増えているので、常に柔軟にしておきましょう
首のストレッチ
1
両手を頭の後ろで組み、前へ倒すように力をかけ、首の力でそれに抵抗します
2
首を脱力し、手で首を倒します。その位置から1、2の動きを3回繰り返しましょう
首の後ろが伸びていることを意識します
脳科学アプローチ
快眠ストレッチ②
階段の昇り降りや歩く、走る、立ち上がるなど、生活の多くの場面で使われるため、疲労がたまりやすい部位であるもも前側。しっかり伸ばして、疲れを取り除きましょう
もも前側のストレッチ
1
左ひざを曲げて足の甲で床を下に押し付けます。足の付け根付近(鼠径部)の伸びを感じましょう
2
全身を脱力し、リラックスします。1、2の動きを3回繰り返します。左右ともに行いましょう
筋膜アプローチ
首
1
仰向けでフォームローラーに後頭部を乗せ、左右に首を倒します
2
フォームローラーの位置を上下に動かしながら、首〜後頭部にかけてをゆるめます
もも前側
うつ伏せでフォームローラーにももを乗せます。腕の力でカラダをコントロールして、足の付け根付近(鼠径部)からひざまでをゆるめます。71ページ下段の動きも参考になります