「私なんて…」と思っていると幸せは逃げる…! 手に入れるべきは“自己肯定感”/わくわくする未来をつくるためのお守り言葉⑦

暮らし

公開日:2020/5/21

自粛続きで心も体も疲れていませんか? 「なんだか辛い…」「わたし、このままで大丈夫?」気持ちが落ち込んだとき、辛くて未来が信じられないとき、心に寄り添い、強さをくれるメッセージを厳選してご紹介! 未来をわくわくさせるためのヒントがたくさん詰まっています。

『繊細だけど戦いたいあなたに贈る わくわくする未来をつくるためのお守り言葉』(はあちゅう/日本文芸社)

手に入れるべきはお金より自己肯定感

 世の中には「お金があれば幸せになれる」と考えている人が少なからず存在します。でも、そういう人は、お金を持ってみて初めて、お金が与えてくれる幸せの少なさに気づくのでしょう。

 20代でそこそこのお金を得てみて思ったことは、多少のお金があるより、自己肯定感があるほうが遥かに幸せだということです。考えてもみてください。毎日、「私なんて生きている意味がない……」「私なんてブス……」「私には何もできない……」なんて気分に浸っていたら、せっかくお金があっても楽しい気持ちになんかなれません。

 自己肯定感が低いと、落ち込んだときのリカバリーにも時間がかかるため、人生の貴重な時間を無駄にすることになってしまうんです。加えて、自己肯定感の低さは、人間関係にも影響します。「私なんて……」とずっと落ち込んでいる人と一緒にいると、どんなに元気な人も、エネルギーを吸い取られ、自然と離れていってしまうでしょう。

 自己肯定感は、お金で買えるものでも、誰かにプレゼントしてもらえるものでもないので、訓練をして身につけるしかありません。

<第8回に続く>