「ブルペン」「スラッガー」の語源って? 意外と知らない野球用語/毎日雑学
更新日:2021/1/3
身近なのに意外と知らない身の回りのモノの名前の由来や驚きの事実。オフィスで、家庭でちょっと自慢したくなる、知っておくだけでトクする雑学を、毎日1本お届けします!
この雑学では、意外と知られていない野球用語、ブルペンとスラッガーの意味や由来について解説します!
雑学クイズ問題
【ブルペンの語源とは?】
A.特に理由はない
B.牛の囲い場
C.ブルドッグ
D.ペンギン
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
ブルペンの意味を解説
【ブルペンとは?】
皆さんは野球観戦を普段からしていますか?
2月にオープン戦が始まり、3月にレギュラーシーズンが始まり、5月には交流戦、10月にはクライマックスシリーズと日本シリーズ、11月などには、世界大会などがありますね!
冬を除けば、テレビでいつでも見れるのが野球です!
そこで、度々登場するブルペンという言葉ですが、ブルペンとは何かをご存じでしょうか?
ブルペンとは、2番手以降のピッチャーが控えている場所であり、試合の登板に備えて、投球練習をしている場所なんですね!
ベンチとは電話でつながっており、緊急時などにも、いつでも登板できるように、ピッチャーが控えています。
球場によっては、観客席からブルペンが見える球場もありますよね!
まずは、そのブルペンの語源について解説していきます。
【ブルペンの由来・語源】
ブルペンの由来・語源は有力な説が2つのあるため、順番に紹介していきます。
●雄牛の囲いが由来?
bullpenを直訳すると「bull=牛」「pen=囲い場」となり、牛の囲い場という意味になります。
これは控えているピッチャーが牛のような闘志をもって、マウンドに向かっていく様子が語源となって誕生した言葉だとされています。
確かに、プロのアスリートともなれば、マウンドに出ていく時に相当の覚悟と闘志を持っていることでしょう。
●投球練習上に立てられた看板
Bull Durhamというタバコ会社がありました。
その看板がピッチャーの投球練習場の上に立てられていたことが由来という説です。
2つの説がありますが、どちらかといえば先に紹介した「牛の囲い場」の説の方が正しいように見えますよね。
スラッガーの意味
スラッガーという言葉にはどういうイメージがありますか?
チームの強打者に与えられる称号のようなもので、スラッガーと呼ばれる人は、とにかく力強くボールを遠くまで飛ばすイメージがありますよね。
ほとんどのチームでは、大体の場合が4番バッターがスラッガーと呼ばれているのではないでしょうか?
【スラッガーの由来】
スラッガーという言葉の由来は英語にあります。
英語で”slug”とは「強く叩く」という意味があります。
そのため、ボールを強く叩いて遠くへ飛ばすことのできる打者は、スラッガーと呼ばれるようになったのでした。
それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「B.牛の囲い場」でした!
まとめ
ブルペンは、牛の囲い場という意味で、牛のように闘志を持ったピッチャーが控えていて、マウンドへ向かっていくことから、ブルペンと名付けられた。
また、Bull Durhamというタバコ会社の看板がピッチャーの投球練習場の上に立てられていたという説もある。
スラッガーは、英語の意味が強く叩くという意味だったため、ボールを強く叩いて遠くへ飛ばせる打者は、スラッガーと呼ばれるようになった。
英語では強く叩くを「slug」と書く。
※提供している情報には諸説ある場合があります。ご了承ください。
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