ひとりでお留守番… 親も子も不安がいっぱい!どんなことに気をつければいい?/小学生になったら図鑑⑥
公開日:2020/6/6
初めての小学校入学、上手に生活できるか不安…そんな疑問や悩みにお答えします! 親も子もこれ1冊で大丈夫。生活の基本的なルールから安全面、病気の予防法まで、すぐに役立つ知識を厳選してお届けします。
できるかな? る守番
注意すること
る守番をするとき、どんなことに気をつけたらいいかな?
「ただいま」と言う
家に入るとき、「ただいま」と言おう。悪い人に、おうちの人がる守だとわからないようにするためだよ。
かぎをかける
家に入ったら、すぐにかぎをかけよう。
火を使わない
ガスレンジやライターにさわらない。
ベランダに出ない
ベランダからあやまって落ちる事こも多いよ。
だれかがたずねて来たとき
「出る」「出ない」は、おうちの人と話しあって、決めておこう。出るときには、次のことに気をつけよう。
やくそくしている人、知っている人が来たとき
すぐにドアを開けないよ。インターホンや、ドアののぞきあなから、来た人をかくにんしてから、ドアを開けよう。
友だちが、急に来たとき
「また今度ね」と、ことわろう。大人のいない家には、友だちでも入れないようにしよう。
おうちの方必見!
ひとりで留守番する時、どう対応すべきか、事前に話してルールを決めておきましょう。一方的に考えを押しつけるのではなく、なぜそうするのか、どんな危険があるのか話すことで、実際の行動にうつしやすくなるでしょう。
さいがいへのそなえ
どうする? 地しんのとき
地しんがあったとき、どうしたらいいのかな? 「もしも」にそなえて、考えておこう。
部屋のなか
●大きな家具やガラスからはなれる。
●ドアを開ける。
エレベーターが、止まってしまったとき
●ゆれがおさまったら、全部のボタンをおしてみる。
●とじこめられてしまったら、インターホンをおす。
道を歩いているとき
●頭を守る。
●ブロックべいや、自動はん売きなどから、はなれる。
ねているとき
●ふとんにもぐり、まくらなどで頭を守ろう。
乗り物のなか
●しせいをひくくする。
●手すりにつかまる。
海の近く
●ゆれがおさまったら、高いところににげる。つなみに注意しよう。
おうちの方必見!
まず身を守ることが最優先です。倒壊や落下の可能性があるものから離れる、クッションや雑誌で頭を守る、机の下にもぐって、動かないように脚をつかむ。その他の対応は揺れがおさまってから行ってください。
暑い日に長い時間外で遊んでいたり、水分をとっていないと、かかるよ。体が暑さになれていない時期に気温が急に上がるときにも、かかりやすいんだよ。
予ぼう方ほう
水分をとる
こまめに、水分をとる。
ぼうしをかぶる
頭があつくならないように、ぼうしをかぶる。
じょうほうをかくにんする
気温が高くなることを知らせる、「高温注意じょうほう」が出ていないか、かくにんしよう!
クーラーを使う
部屋のなかでも、高温に気をつけよう。上手に、クーラーやせんぷうきを使おう。
おうちの方必見!
熱中症は、気温だけでなく、湿度や照り返しの強さ、風の強さなど、いろんな要因が影響します。体を冷やす時は、水をかけてうちわであおいだり、扇風機をかけたり、首、脇の下、太もものつけ根に氷囊を当てたりしましょう。
かぜ
ねつが出たり、体がぞくぞくしたり、かぜってつらいよね。
かぜはどこから来るの?
ウイルスや、悪い細菌が鼻や口から体に入ることで、かぜになってしまうんだ。
どうやってうつるの?
くしゃみ
かぜのウイルスを持っている人のくしゃみで、ウイルスがとぶ。
さわる、同じ皿から食べる
ウイルスを持っている人がさわった物をさわったり、同じ皿から食べることでうつる。
予ぼう方ほう
1 免疫力
元気にたくさん遊んで、どろ遊びなどを通して、多くの細菌やウイルスにふれ、自分で自分を守る力、免疫力をつけよう。
2 手あらい、うがい
外から帰ったら、細菌やウイルスをあらい流そう。うがいは、のどをうるおすためにもひつようだよ。
正しいマスクのつけ方
マスクはかぜの予ぼうに役立つよ。かぜにかかってしまったときも、マスクをつけて、人にうつさないように気をつけよう。
おうちの方必見!
風邪のうち9割はウイルスによるもので、細菌によるものが1割と言われています。ウイルスによるものは自然に治るのが普通です。細菌によるものも自然に治ることがありますが、抗生物質がよく効くので使うとよいでしょう。