家族もよろこぶ! 簡単&時短で“ラクチン”なのにおいしいおかず3品【作ってみた】
更新日:2020/6/4
新型コロナウイルスの影響で、仕事がリモートになったり、子どもの授業がオンラインになったり、今までよりも毎日ご飯を作るのが大変になったという声が聞こえるようになりました。
「毎日の献立のレパートリーが少ない」「おいしいご飯をつくりたいけれど時間がない」という人におすすめしたいのが、料理研究家・五十嵐ゆかりさんの著書『料理の合間に5分で完成! 電子レンジでついでにつくりおき』(KADOKAWA・5月27日発売)。
タイトルのとおり、「火を使わない」「料理の合間に同時進行できる」「つくりおきができる」、電子レンジでラクチン&時短のつくりおきおかずが151品も収録されたレシピ本。
その中でも、家族もよろこびそうなおかずを筆者も作ってみました!
アスパラの豚巻き(p58)
1品目はお弁当の定番でもある「アスパラの豚巻き」。豚肉に小麦粉をまぶし、アスパラにクルクルと巻きつけて耐熱容器に入れ、しょうゆ、酒、砂糖、塩、こしょうを混ぜた調味料を加えてレンジで加熱するだけで完成。
電子レンジで調理することで、時間をかけずにアスパラがやわらかくなり、小さいお子さんでも噛み切りやすくなっています。アスパラにお肉のうまみが染み込んでいてとってもおいしい!
4〜5日冷蔵庫で保存ができるので、つくりおきにもとても重宝する一品です。
材料(2食分)
豚ロース薄切り肉……6枚
アスパラガス……6本
小麦粉……大さじ1/2
A しょうゆ……小さじ2 1/2
酒……大さじ1/2
砂糖……小さじ1
塩・こしょう……各適量
作り方
1、パラは根元のかたい部分を切り落とし、ピーラーで下から3cmほど皮をむき、半分の長さに切る。
2、豚肉に小麦粉をまぶし、肉1枚でアスパラ1本分を巻く。耐熱容器に入れ、混ぜたAを加え、ラップをしてレンジで3分加熱する。
アレンジ
しょうゆの代わりにオイスターソースでも。/粉チーズをふる
MEMO
下から3cmほど皮をむくと食べやすい。
さけじゃがバター(p37)
2品目は「さけじゃがバター」。料理名からおいしさが溢れ出していて作る前からワクワクしてしまいます。
皮をむいたじゃがいもと、さけを切って耐熱容器に入れ、酒、コンソメ、しょうゆを混ぜた調味料を加えてレンジで加熱。その後、バターを加えて混ぜ、しょうゆ、こしょうで味を整えたら完成!
バターと相性抜群なじゃがいもとさけが一緒になった最強の料理が完成しました。これは絶対に一度は食べていただきたい……。
じゃがいもに調味料の味が染み込んでいて、ご飯、パン、どちらにもぴったりな一品です。レンジでじゃがいもを温めるときに、火がきちんと通るか不安な方は、竹串で確認して加熱時間を調整すると美味しくできあがりますよ!
材料(2食分)
生さけ……2切れ
じゃがいも……2個
A 酒……大さじ1
コンソメ(顆粒)……小さじ1
しょうゆ……小さじ1/2
バター……10g
しょうゆ・こしょう……各適量
作り方
1、じゃがいもは皮をむいて5mm幅の輪切りにする。さけは4等分に切る。
2、耐熱容器にじゃがいも、さけを入れ、混ぜたAを加える。ラップをしてレンジで6分加熱し、バターを加えて混ぜ、しょうゆ、こしょうで味を調える。
アレンジ
おろしにんにく少々を混ぜる。
卵サラダ(p72)
3品目は濃厚な味がやみつきになる「卵サラダ」。耐熱容器に卵をほぐし、玉ねぎのみじん切り、オリーブオイル、塩、こしょうを加えて混ぜ、ラップをしてレンジでチン。加熱し終わったら菜箸で大きめにほぐしてから、マヨネーズ、みそ、おろしにんにくを混ぜ、塩、こしょうで味を整えたらできあがりです。
卵サラダと聞くと洋風な味付けを想像しがちですが、味付けにみそとおろしにんにくを加えることで少し和風な仕上がりに。濃厚な味わいでご飯のおかずとしてだけでなく、パンにのせて食べてもおいしい!
何か一品欲しいときにぴったりなつくりおきメニューです。
材料(2食分)
卵……2個
A 玉ねぎのみじん切り……1/6個分
オリーブオイル……小さじ1/2
塩・こしょう……各少々
B マヨネーズ……大さじ2
みそ……小さじ1/2
おろしにんにく……小さじ1/3
塩・こしょう……各適量
作り方
1、耐熱容器に卵をざっくりと溶きほぐし、Aを加えて混ぜる。
2、ラップをしてレンジで3分加熱し、菜箸で混ぜて大きめにほぐす。Bを加えて混ぜ、塩、こしょうで味を調える。
アレンジ
パンにのせる。
MEMO
みその代わりにしょうゆでも。
本書に掲載されているレシピは、どれも簡単&時短が魅力のつくりおきレシピとなっているため、これまで「おかずのストックが欲しいけど、つくりおきをする時間がない」と思っていた人でも、普段の食事を作る合間でパパッとストックを作ることができてしまいます。
スキマ時間でパパッとつくりおきをして、忙しい日は楽しておいしい料理を食卓に並べましょう!
調理・文=平岡瑛里花