ホットケーキミックス不使用! 少量の薄力粉でできるチーズケーキ【作ってみた】
公開日:2020/6/5
おうち時間でお菓子作りをする人が増える一方で、スーパーではホットケーキミックスが売り切れていたり、小麦粉が品薄になっていたり、「材料がそろわないから作れない」という声を耳にします。
そこで今回は、SNSで投稿する簡単、時短レシピが人気の料理研究家・五十嵐ゆかりさんの著書『料理の合間に5分で完成! 電子レンジでついでにつくりおき』(KADOKAWA・5月27日発売)から、ホットケーキミックスや、大量の薄力粉を使用しないお菓子作りに筆者が挑戦してみました!
「火を使わない」「料理の合間に同時進行できる」「つくりおきができる」、電子レンジでラクチン&時短のつくりおきレシピが151品も収録された本書。
その中から、少量の薄力粉で作れるチーズケーキ、材料二つを混ぜるだけのコーヒー牛乳プリンをレビューします。
チーズケーキ(p.123)
1品目は「チーズケーキ」。耐熱ボウルにクリームチーズを入れ、加熱後にゴムべらでなめらかに練ったら、砂糖、卵、牛乳、レモン汁、粉チーズ、薄力粉を順番に加えて混ぜ、ラップをしいた耐熱容器に流し入れてレンジで加熱。その後、粗熱をとって冷蔵庫で一晩冷やせばでき上がり!
材料を入れて、混ぜて、チンするだけで、しっとり濃厚な味わいのチーズケーキが完成します!
お好みで砕いたクッキーを散らしたり、ジャムを添えたりするのもオススメ。
夜に作っておけば、次の日のおやつには美味しくできあがっています。甘さ控えめで、コーヒーとの相性も抜群。家族からも「また作って!」と言われるほど好評でした。
使用した薄力粉は大さじ2だけ。家にある薄力粉が少なくてもできるところがとても魅力的なレシピです。
材料(2食分)
クリームチーズ……200g
A 砂糖……60g
卵……1個
牛乳……100ml
レモン汁……小さじ1
粉チーズ……小さじ1
薄力粉……大さじ1
作り方
1、耐熱ボウルにクリームチーズを入れ、ラップをしてレンジで30秒加熱し、ゴムベラでなめらかに練る。
2、1にAを上から順に加えてそのつど泡立て器で混ぜ、ラップを敷いた耐熱容器に入れる。
3、ラップをしてレンジで4分30秒加熱する。粗熱を取り、冷蔵庫で一晩冷やす。好みで砕いたクッキーを散らす。
MEMO
ベリー系のジャムを添えてもおいしい。
コーヒー牛乳プリン(p.127)
2品目は「コーヒー牛乳プリン」。耐熱容器に市販のコーヒー牛乳を100ml入れ、ゼラチンを振り入れてからレンジで加熱し、ゼラチンが完全に溶けたら残りのコーヒー牛乳400mlを混ぜて冷蔵庫で冷やすだけで完成!
「ゼラチンでプリンになるのか?」と不安になりましたが、コーヒー牛乳に入っているミルクと砂糖のおかげでゼリーっぽさは全くなし!食べるときに練乳をかけるとちょうど良い甘さになります。
調理の工程がとても少ないので、小さなお子さんと一緒に作っても楽しいレシピです。
材料(2食分)
コーヒー牛乳(市販品、加糖)……500ml
粉ゼラチン……7g
練乳……適量
作り方
1、耐熱容器にコーヒー牛乳100mlを入れ、粉ゼラチンをふり入れる。
2、ラップをせずにレンジで1分加熱して混ぜ、ゼラチンが完全に溶けたら、残りのコーヒー牛乳を混ぜる。
3、冷蔵庫で3時間以上冷やし固める。食べるときに練乳をかける。
アレンジ
コーヒー牛乳の代わりに市販のミルクティー(市販品、加糖)でも作れる。
本書ではお菓子のレシピだけでなく、おかず、ご飯、麺、スープなど、つくりおきができる簡単・時短なメニューが収録されているので、毎日の献立の幅が広がります! 是非、『料理の合間に5分で完成! 電子レンジでついでにつくりおき』(五十嵐ゆかり/KADOKAWA)でおうち時間をたのしく、おいしく過ごしてみてください。
調理・文=平岡瑛里花