バナナの黒い斑点やシミは甘さの証!? どの程度まで食べてもいいの?/毎日雑学

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更新日:2021/1/3

バナナの黒い斑点やシミは甘さの証!? どの程度まで食べてもいいの?/毎日雑学

 

 身近なのに意外と知らない身の回りのモノの名前の由来や驚きの事実。オフィスで、家庭でちょっと自慢したくなる、知っておくだけでトクする雑学を、毎日1本お届けします!

 この雑学ではバナナの暗い斑点やシミの部分の正体や食べても安全かについて解説します。

 

雑学クイズ問題

【バナナの黒い斑点の名前は?】

 A.ブラックスポット

 B.シュガースポット

 C.バナナスポット

 D.ハニースポット

 答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

 

バナナの黒い斑点やシミの部分は食べてもよい?その正体とは。

【食べるのを躊躇】

 バナナはとても栄養価が高く、果物の中でも比較的安価であることから、スーパーで買って食べる人も多いのではないでしょうか。

 また、日本で消費されているバナナの99%はフィリピンから輸入されていてるため、一年中食べられるというのも強みがあります。

 スーパーに並んでいるバナナには青めのものもあれば、きれいな黄色をしたものもありますが、実は色によって得られる効能が違うのです。

 青めのバナナに関しては整腸作用があることから便秘解消にはぴったりであり、黄色バナナには美肌やアンチエイジングの効果が期待されます。

 しかし、時間がたつと黒い斑点やシミのようなものが出来て、徐々にバナナが変色してきてしまい、食べるのを躊躇してしまいますよね。

 それではこのバナナの黒い斑点やシミにはどのような効果があるのか、そもそも食べても良いものなのでしょうか?

【黒い斑点やシミの正体】

 それではさっそくバナナにできる黒い斑点やシミの正体について解説していきます。

 実は黒い斑点にはちゃんと名前があり「シュガースポット」、または「スイートスポット」と呼ばれています。

 このシュガースポットはバナナが熟し切って完熟となっている証拠であり、皮が黒くなっている部分の果肉は特に甘いのです。

 そのため、少し黒くなってるぐらいでその部分を避けて食べている人がいますが、むしろ黒い部分が甘くて美味しいことからもったいないことをしているんですね。

 一見すると腐っているように見えるかもしれませんが、これは運搬中の加圧や保存するときに出来た傷が原因となっています。

 バナナの果肉部分に傷が出来ると細胞壁が壊れることによって、ポリフェノールが酸化するようになり、これが原因で黒くなっているのです。

バナナの黒い斑点やシミは甘さの証!? どの程度まで食べてもいいの?/毎日雑学

 

【食べても安全?】

 バナナの黒い斑点の正体がシュガースポットと呼ばれるものだということはわかりました。

 正体がわかったとしても積極的に黒くなったバナナを食べる気にはならないかもしれませんね。

 しかし、黒くなったバナナには免疫力を高める効果があるとも言われていますし、甘くて美味しくて免疫力を高めるものを捨ててしまうことはもったいないとまでいえるでしょう。

 それでは、どこまで黒くなったバナナまでなら安全に食べられるのかというと、斑点が出来ている程度なら食べても問題はありません。

 黒い斑点が増えてきたとしても、バナナ全体がブニブニで柔らかくなっていない限りは食べることができます。

 しかし、全体的に黒くなりすぎて触った感触も柔らかくなってきた場合は、味がぼけていることが多いので、あきらめた方が良いでしょう。

 以上がバナナの黒い斑点やシミの部分の正体や食べても安全か、についてでした。

 それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

 雑学クイズ問題の答えは「B.シュガースポット」でした!

 

まとめ

 バナナの黒い斑点やシミはシュガースポットと呼ばれていて、バナナが熟しており果肉が甘い部分である。

 黒くなってしまうのは運搬中の加圧や保存するときに傷が入ってしまったことにより、ポリフェノールが酸化してしまうことが原因である。

 黒くなったバナナには免疫力を高める効果がある。

 バナナが全体的に黒くなってしまい、柔らかくなってしまっている場合は食べない方が良い。

※提供している情報には諸説ある場合があります。ご了承ください。

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