はんにゃ川島が14kg減! 我慢なしで痩せる「だしパックダイエット」が簡単でおいしい!【やってみた】
公開日:2020/6/16
ダイエット中は“おいしいものを我慢しなければ”と思う人も多いはず。もし、おいしい料理を食べて痩せられる方法があるとしたら夢のようですよね!
『だしパックを入れるだけ! がまんなしでやせる はんにゃ川島の魔法のだしパックダイエット(別冊エッセ)』(川島章良/扶桑社)は、お笑い芸人のはんにゃ川島章良さんが考案した、だしパックを使った“食べるダイエット法”を紹介した1冊。うま味と栄養たっぷりのだしパックを使ったおいしい料理を食べることがダイエットになるのだとか。
だしパックダイエットは医学博士で、日本ダイエット健康協会代表理事の古谷暢基先生のお墨付き。著者の川島さん自身も、この方法で−14kgのダイエットに成功しています。
市販のだしパックでOK! おいしく食べてダイエットできるワケ
だしパックダイエットのやり方はとっても簡単。ルールは「朝昼は好きなものを食べてOK」「夜だけはご飯や麺などの炭水化物を控えて、だしの効いた料理を食べる」という2つだけ。使うだしは市販のだしパックでいいのでお手軽です。
この方法で痩せるポイントは「食物繊維」。ダイエットの強い味方となる食物繊維が多く含まれる根菜や豆類などの食材は、うま味成分が少なく食べづらいという難点があります。そこで、だしのうま味を食材に吸わせて食べやすい料理に仕上げたのが、だしパックダイエットなんです。
しかも、だしパックに含まれる昆布やシイタケ自体が食物繊維であり、カツオ節には糖質や脂質代謝に不可欠なビタミンB群が含まれているため栄養もばっちり。だしのうま味で料理の塩分も抑えられるので、むくみ予防にもうれしいレシピ揃いとなっています。
本書でおすすめされている昆布・シイタケ・カツオ節入りの市販だしパックを使って、さっそく気になるレシピを作ってみました!
シソチャンプルー(p.22)
シソチャンプルーは川島さんが開設しているYouTubeチャンネルでも反響の大きかった1品。脂肪燃焼効果のあるシソをたっぷりと使い、味付けは少量の塩とだしパックのみでおこなうので、むくみ防止にもうれしいレシピです。
作り方は、サラダ油を入れたフライパンを中火で熱し、ひと口大に切った豚肉を炒めます。そこにひと口大に切ったキャベツと、薄切りにしたタマネギを加えます。野菜がしんなりしたら、だしパックの中身と塩を加え、溶き卵を加えて炒め合わせます。青じそをちぎって加え、ごま油をふり、さっと混ぜて火を止めれば完成。
切って炒めるだけの簡単レシピなので、食卓に運ぶまであっという間。食べてみると、口に入れた瞬間にだしの香りと風味がふんわり広がります。シソの爽やかな風味もおいしさのポイントに。野菜の甘さが引き立っていて、いくらでも食べられそうな味わいでした。野菜は歯ごたえがあり、豚肉も入っているので食べ応え十分です!
いろいろキノコのマリネ(p.46)
食物繊維とうま味たっぷりのキノコのマリネ。常備菜としてストックしておくのにも便利な1品です。このレシピではオリーブオイルとだしパックの中身を混ぜた「だしオイル」を使います。
作り方は食べやすい大きさに切ったキノコ類(シイタケ・エリンギ・シメジ・マイタケ)を耐熱ボウルに入れ、赤唐辛子とだしオイルを加えて電子レンジで加熱。それから混ぜ合わせたレモンの絞り汁と塩を加えて、あえたら完成です。
でき立てを食べてみると、たっぷりと入れたレモンの絞り汁でさわやかな味わい。噛めば噛むほど、キノコからうま味が出てきます。これからの季節は、冷蔵庫で冷ましたものを食卓に並べるとよさそう。おつまみやお弁当のおかず、パスタの具材としても活躍してくれそうなので、大量に作っておくといいかもしれません。
本書には家族も喜ぶ満足メイン料理から、パパッと手軽に作れる手間なしおつまみまで、計56品のレシピが収録されています。どれもだしが効いておいしそうな料理ばかりなので、これなら我慢しらずでダイエットできそうです。
1日1食、だしの効いた料理を食べるだけでOKのだしパックダイエット。さっそく今晩からでも、はじめてみてはいかがでしょうか?
調理・文=ひがしあや