『キングダム』一寸先は闇… 新趙王の暗君ぶりに「あんな王絶望しかない」と悲鳴続出/ヤングジャンプ30号

マンガ

公開日:2020/7/1

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『週刊ヤングジャンプ』30号(集英社)

 2020年6月25日(木)に発売された『週刊ヤングジャンプ』30号。『キングダム』第645話では新趙王に“遷”が選ばれ、その暗君ぶりに「あんな王、絶望しかない…」「悼襄王の方がはるかにマシじゃねぇか」といった反響が後を絶たない。

 事の発端は、密偵から届いた“ある急報”。李信を含む全将軍が集まる本営本陣のもとに、趙国の君主・悼襄王の訃報が届けられた――。

 一方悼襄王の急死により実権を手に入れた太子・嘉は、その日のうちに地下牢の賢人たちを解放。いずれも悼襄王を諫めた罪で投獄させられていた者たちで、彼らを前に嘉は「国を立て直す! よいな!」と宣言する。

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 誰もが“次期王には嘉が選ばれ、趙国は生まれ変わる”と信じていたが、郭開たちの登場により話は一変。じつは悼襄王は亡くなる半日前に遺言を残しており、その遺言には“次の王位を太子嘉ではなく末子の遷に継がせる”と記されていた。

 愕然とする嘉の前には、不敵な笑みを浮かべる遷の姿が。その後ろには首輪と目隠しをされた裸体の男女を従え、自身は四つん這いになった女性の上に腰を下ろしている。まるで人を家畜同然のように扱う新趙王の姿に対し、ネット上では「遷の表情をひと目見ればわかる。王位を継がせたら絶対ヤバい奴!」「趙国の未来が暗すぎる」「今まで散々クーデター起こしてた奴らが、今更遺言に従うとか意味わからないよ…」といった声が相次いだ。

 明るい光が差し込んだのも束の間、再び暗雲が立ち込める趙国の未来。王位を奪われた今、嘉たちに成す術はあるのだろうか…。