人殺しも可? 鯨の頭は女王のもの? イギリスの面白い法律あれこれ/毎日雑学
更新日:2021/1/3
身近なのに意外と知らない身の回りのモノの名前の由来や驚きの事実。オフィスで、家庭でちょっと自慢したくなる、知っておくだけでトクする雑学を、毎日1本お届けします!
この雑学ではイギリスにある興味深い法律について解説します!
雑学クイズ問題
【この中にあるイギリスに実在しない法律は?】
A.妊婦はどこで用を足しても大丈夫
B.お金持ちは公共トイレを使ってはいけない
C.甲冑を着て国会議事堂内に入ってはいけない
D.バーで酔っ払ってはいけない
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
イギリスには面白い法律がたくさんある、それって違法なの!?
【イギリスという国】
イギリスの正式名称は、グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国という名で知られている通り、イギリスは連合国家です。イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの国の連合体がイギリスです。
日本でイメージすると、北海道、本州、九州、沖縄、などの独立した国があって、それをまとめて日本というイメージでしょうか。そんな不思議な国イギリスには、不思議な法律があります!
【人を殺してもいい法律がある!?】
イギリス全土ではありませんが、イングランドのヨーク市には恐ろしい法律があるそうです。それは、弓矢を持ち歩いてる人を攻撃しても違法にならないという法律です!
弓矢なんて普段持ち歩かないよ! と、言ってしまえばそれまでですが、おもちゃの弓矢などを持ち歩いて攻撃されてしまったら、目もあてられませんね…。皆さんももしヨーク市を訪れる際には弓矢を持ち歩かないように注意しましょう。
【そもそもなんでそんな法律が?】
そもそもなんでそんな変った法律があるのでしょうか?
それは、歴史を遡ることになりますが、中世の頃にできた法律がそのまま放置されて、今日までなくならずに残っていたからのようです。法律を変えるためには手続き等もあり面倒だから…ということもあるのかもしれません。驚きですね!
【その他の変な法律】
イギリスにはその他にも様々な面白い法律があります。何点かご紹介しましょう。
●バーで酔っ払ってはいけない
(酔っぱらう境い目の判断が難しいですね…)
●切手の王または女王の肖像を逆さまに貼り付けてはいけない
(逆さまに貼り付けてしまう事はあまりありませんが、イギリスでは気をつけないといけないですね!)
●妊婦はどこで用を足しても大丈夫
(妊婦さんにとっては有難い法律ですが、だからといってあまり人前でしたくないですね。)
●甲冑を着て国会議事堂内に入ってはいけない
(甲冑を着るってどういうことだと全力で突っ込みたくなりますね!)
●スコットランドでは、トイレを借りたいと言われた場合は、必ず貸してあげなければならない
(この法律を作った方は、お腹が弱かったんでしょうか…。)
●イギリスの海岸に打ちあがった鯨の死骸の頭は国王のもので、尻尾は女王に献上しなければならない
(これは受け取ったとして、何の得になるのでしょうか? わからないですね。)
さて、どうでしょうか? このほかにもまだまだたくさんの変わった法律があり、古くから残った法律を改正していないため、面白い法律の宝庫となっているそうです。
それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「B.お金持ちは公共トイレを使ってはいけない」でした!
まとめ
イギリスはグレートブリテン及び北部アイルランド連合王国の名前で知られている。
イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの国の連合体がイギリスです。
イングランドのヨーク市内では、弓矢を持ち歩いてる人を攻撃しても違法にならない。
古くからある法律は、改正されずにそのままとなっており、イギリスは変な法律の宝庫となっている。
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