「原先生そうきたかーwww」呂不韋の最後に読者感激!?/ヤングジャンプ33・34合併号『キングダム』

マンガ

公開日:2020/7/22

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『週刊ヤングジャンプ』33・34合併号(集英社)

 2020年7月16日(木)に発売された『週刊ヤングジャンプ』33・34合併号。『キングダム』第648話では呂不韋の引き際が描かれ、読者から「最後の最後まで煮ても焼いても食えぬ男だったわ」「呂不韋、カッケェな…」といった反響が寄せられている。

 呂不韋といえば、秦王の座を脅かした最大勢力の長。過去には秦国の王・エイ政と衝突したこともあったが、同話ではそんな2人が対峙する場面から始まる。

 政が彼のもとを訪れた理由は、呂不韋に河南を鎮静させるため。「早急に河南の不穏の徒を押さえ込め」と命ずるが、当の本人は「随分と簡単におっしゃる」「私が大人しくせいと言えば それで鎮まるとお思いなら大間違いだ」とどこか悠長にも見える態度だ。

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 さらには政に対し、「あなたは優しすぎる」「その優しさは大王様の武器でもあるが 先々唯一の弱点と成り得ますぞ」と進言し、最後は「これが呂不韋の最初で最後の進言です」と意味深な言葉を残して立ち去る。その1カ月後、政のもとに“ある知らせ”が届く。河南から来た伝令によって伝えられたのは、“河南の鎮静”ではなくなんと“呂不韋の訃報”。どうやら呂不韋は毒を飲んで自殺を謀ったとのこと。

 だが発見された死体は全くの別人で、実は河南の外に出れば死罪という呪縛から逃れるために、わざわざ死んだように見せかけたのだ。

 これにはネット上も「原先生そうきたかーwww」「やっぱり呂不韋は大物だわ」「呂不韋らしい終幕」など反響が続出。歴史上では“自殺”とされている呂不韋だが、同作では彼らしい退場を迎えたようだ。


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『キングダム』58巻(原泰久/集英社)