この雑学では、自分でくすぐってもくすぐったくない理由などくすぐりのメカニズムについて解説します！

雑学クイズ問題

【人間はどんな時にくすぐったいと感じやすいのか？】

　A.疲れている時

　B.くすぐりを予期できない時

　C.眠たい時

　D.空腹の時

　答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね！

自分でくすぐっても全然くすぐったくならない理由とは？

【くすぐられると笑ってしまう？】

　小学生のころ、悪戯で誰かをくすぐったり、またはくすぐられて、息が出来ないぐらい笑ってしまったこと、そんな経験はありませんか？ 大人になってもカップル同士でくすぐりあったり、または、子どものことをくすぐって一緒に遊んだりなど、何かとくすぐる場面はあると思います。

　でも、自分で自分のことをくすぐっても全くくすぐったくないですよね？ これはいったいなぜなのか、考えたことはありませんか？

　くすぐりのメカニズムについてせまっていきましょう！

【自分のくすぐりは、くすぐったくない理由】

　くすぐったく感じるためには“予期せぬ刺激”が必要となります。例えば、人にくすぐられる場合は、どのタイミングでくすぐられるのか、どんな指の動きをするのか、全く予期できませんよね？

　しかし、自分が自分の事をくすぐった場合はどうでしょう。くすぐる場所もくすぐる時の指の動きについても、自分の脳で命令を下して、自分に対してくすぐっているため、先に予期できてしまい、全くくすぐったくありません。

　こうした原理によって、自分で自分のことをくすぐっても、くすぐったくはならないそうです。

【逆にくすぐったい時とは】

　試してみると一番早いのですが、目隠しなどをして、誰かがこれからくすぐるのを待とうとすると、手が触れる前からゾクゾクしてくすぐったくなる事もあります。

　これは、目を隠すことによってくすぐりが予期できなくなるため、何もしなくてもくすぐったく感じてしまうのです。

　また、くすぐったいという感情は、相手との親密度と相手を受容する心も大きく関係しているそうです。

　例えば、全く知らない人や、自分の嫌いな人間にくすぐられるとする。そうした場合は、ほとんどくすぐったくないはずです。

　子どもを例にあげてみると、男の子同士でくすぐりあうよりも、女の子にくすぐられた方がくすぐったく感じるというデータもあるそうです。この場合は、相手に気を許していて受容する気持ちを持っているため起こり、受容する心が大きければ大きくなるほど、くすぐったさは増すそうです。

　カップルなどの場合は好きな人同士であることから、相手への受容する心が大きく、よりくすぐったさを感じるようになります。

　それほど、親密度と相手を受容する心は、くすぐりに密接に関係しているのです。

　それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね？

雑学クイズ問題解答

　雑学クイズ問題の答えは「B.くすぐりを予期できない時」でした！

まとめ

　人間は予期せぬ刺激によってくすぐったく感じる。

　そのため、自分でのくすぐりは、指の動きやタイミングまで予期できるため、くすぐったくならない。

　また、くすぐったく感じるかどうかは、くすぐる人間との親密度や、受容する心が関係している。

　親密度の高い人間にくすぐられるとくすぐったいが、逆の場合はくすぐったくならない。

※提供している情報には諸説ある場合があります。ご了承ください。

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