ほうれい線、目じりのシワの原因が判明! 「奇跡の頭ほぐし」でリフトアップ&アンチエイジング
更新日:2020/8/22
良くも悪くも、マスクで顔の半分が隠れる今年の夏。人に見られないからと言って化粧崩れを気にしないどころか、つい無表情になってしまっていませんか? 汗だくになって帰宅後、蒸れたマスクを外してふと鏡を見たとき、そこに映っていたのは化粧が落ちてドロドロになった汚い肌だけではなく、頬や口角が下がりに下がった“+5歳の老け顔”…なんて夏の怪談より恐ろしいこと。そうなる前に取り入れたいのが、「奇跡の頭ほぐし」です。
老けた印象を作る顔のたるみの原因は、「頭のこり」にあることが多いと言うのは、アンチエイジングデザイナーとしてリフトアップ、小顔施術、ボディメイキングなどで多くの女性のお悩みを解決してきた村木宏衣さん。著書『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)では、頭や顔をほぐすことで顔のたるみやシワなどのあらゆる「老け見えサイン」を解消するケア方法を詳細に解説しています。
筋肉をとらえる頭ほぐしでこりを解消し、若々しい表情へ!
頭をほぐすと言っても無作為にマッサージするのではなく、「村木式整筋『垂直もみ』」を意識するのがポイント。指の腹を使って皮膚でなく、骨をとらえるイメージで筋肉を深くとらえ、1~2mm細かくゆっくりと動かしてほぐします。
頬・まぶた・フェイスラインなど、たるみの種類によってほぐす筋肉が変わります。筆者がマスクを取ったときに気になった頬のたるみ(ほうれい線)やヘの字口のケアなら、側頭筋をほぐすのがいいそう。
側頭筋をほぐして頬をリフトアップ!
筆者が実際に側頭筋をほぐしてみたところ、簡単にできる上に意外にもすぐに効果を実感できるから驚きました。「後頭部に手を添えてこめかみのくぼみを親指で押さえながら引き上げ、『あむあむ』と言いながら口を大きく動かす」だけ。親指の位置を5カ所替えてこれを繰り返し、全部で1分足らずなのになんだか顔がすっきりとした実感が! こりが解消されて血行がよくなったためか、心なしか肌色もワントーン明るくなったように見えました。仕事ではパソコンを凝視し続け、プライベートな時間もスマートフォンで動画やSNSを見て目を酷使していた上に、マスクで表情を気にしていない生活をしていたので、かなり頭がこっていたよう。
頬、まぶた、フェイスラインの「3大たるみ」のほか、目尻や眉間のシワ、頬のこけ、首のシワなど気になるパーツごとのケア方法も細かく掲載。幅広く「老け見え」対策ができる具体的なメソッドは必見。簡単すぎて、もっと早く知りたかった…! と思ってしまうこと請け合いです。
文=箕浦 梢