「egg」「google」など、意外な英単語の動詞活用に驚きの声!
公開日:2020/9/8
普段から仕事でバリバリと英語を使う人でなければ、ネイティブの英語には触れる機会すら少ないもの。そんな日本人にとって、ネイティブが使う「egg(卵)」の用法は意外に思えるかもしれません。
「卵を投げる」という意味もあった「egg」
「egg」に注目が集まったきっかけは、オーストラリアの議員と少年を巡るひと悶着。ニュージーランドで発生した銃乱射事件に関連し、同議員は差別的とも取れる発言をして非難を浴びていました。
そして翌日テレビ中継でインタビューを受けている際、スマホを持ちながら近づいてきた少年に後ろから卵を投げつけられることに。
この事件について、CNNの報道で使われたのが、「A teen egged a far-right Australian lawmaker for his comments」という表現。動詞に使われた「egged」は、文字通り「卵を投げつけた」を意味しています。
「egg」の意外な使い方に関し、ネット上は「eggって、卵をぶつけるって意味があったのか!」「eggが動詞として扱われてるの、なんか好き」「中学校では教えてくれなかったね……」と大盛り上がり。
「egg」の動詞としての用法は、しっかりと辞書にも掲載されています。「卵を投げる」以外にも、他動詞としては「(人を)扇動する、そそのかす、おだてて~させる」という使い方も。
普段から馴染みのある単語でも、改めて辞書を眺めてみると新しい発見がありそうですね。
「helicopter」には「ヘリで運ぶ」という意味も!
実は他にも、「基本的には名詞として扱われるが、動詞として用いられることもある」表現が英語には多くあります。
比較的知られているワードでは、「e-mail(メールを送る)」「book(予約する)」「text(テキストメッセージを送る)」などが代表例。
意外に思えるワードをいくつかピックアップすると、まずは「helicopter」。もちろん「ヘリコプター」を意味していますが、他に「ヘリで運ぶ」という動詞としての使い方も。また「水」を表す「water」にも、「水をまく」といった用法があります。
さらに日本ではお馴染みの「ググる(Googleで検索する)」ですが、英語でも同様のニュアンスを持つ単語が。まさに「google」という動詞を使えば、「Googleやウェブで検索する」を表現可能です。
ネット上でも、「Gが大文字の場合はサービスとしての『Google』で、小文字の時が『ググる』になるらしい」「企業名が動詞になるって、さすがGoogle様です……」といった反響が続出。
世界的に流行るサービスが誕生した際は、また新しい「動詞」が生まれるかもしれませんね。