アウトドア感覚で備える! いざというときのテント泊準備。アイテムは? 場所はどこを選ぶ? /防災イツモマニュアル④

暮らし

公開日:2020/9/4

地震・台風・感染症など、時に日常が一変します。そこで「イツモの暮らし」が「備え」になる、在宅避難の準備をしませんか? 本当に役立つ防災マニュアルから、避難と非常食について、「イツモ」できる役立つ知識をお届けします。

防災イツモマニュアル
『防災イツモマニュアル』(防災イツモプロジェクト:編、寄藤文平:絵、NPO法人プラス・アーツ:監修/ポプラ社)

テント泊の場所の選び方

庭や公園などでテント生活を送ることも選択肢のひとつ。趣味のアウトドアの延長で災害時の備えができるのが嬉しいポイント。普段からテントが設置できそうな場所を探したり、休日にキャンプに出掛けてみましょう。

夜間に明るすぎない
街灯の光が明るすぎて眠れないことがあるので注意。

水源や避難所が近くにある
情報や物資が集まる場所に出入りして、孤立しないように。

防災イツモマニュアル

平坦な土地
ペグを打てる土や芝の所がおすすめ。水はけが悪い場所は避ける。

防災イツモマニュアル

高い建物から離れる
建物倒壊の危険やビル風などの影響がない場所がおすすめ。

POINT
▶災害時は刻一刻と状況が変わります。臨機応変にテントの場所を移動できるようにしましょう。
▶テントは案外声が漏れるので、大声での会話は控えましょう。

取材協力(p19~21):無印良品キャンプ場

テント泊のアイテムの選び方

避難生活の長期化を視野に入れて、家族がゆったり過ごせる大きさのテントを準備しておきましょう。どれを買えばいいのか迷ってしまうという場合は、詳しい人に相談したり、レンタルで試しながら自分好みのアイテムを見つけましょう。

防災イツモマニュアル

テント泊のおすすめグッズ

キャンプ用品を買いそろえる必要はありません。家にあるものをどう持ち出すか、どう工夫して活用するかが大切です。

ライト
夜に一番明るいものをテントから離れた所に置いておくと虫除けに。

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ポータブル電源
発電&充電用のソーラーパネルをセットで。

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ライター・マッチ
いろいろなタイプのものをバラバラに収納しておく。

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水をためるもの
小さくたためるタイプがおすすめ。

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カセットコンロ
ケース付きのコンパクトなものを。

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魔法瓶水筒
保温・保冷機能の優れたものを。

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クーラーボックス
食材の保管用のほか、椅子としても活用。

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ラップ
食器に被せて水の節約に。ロングタイプを。

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レジャーシート
雨除けやタープなど多用途に活用。

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▶季節に合わせて、湯たんぽや虫よけも準備しましょう。

<第5回に続く>