年収と睡眠時間の意外な関係! 稼ぐ人とそうでない人の違いは…?
公開日:2020/9/18
これから改めて「朝活」にチャレンジする人もいるかもしれません。パーソルキャリア株式会社が実施した調査によると、朝を有効活用する人は「年収も高い」傾向にあるようです。
「1000万円稼ぐ人」の睡眠事情とは
「高収入プレイヤー」の基準を、年収1000万円以上においた同調査。ビジネスパーソンの「睡眠事情」にスポットライトを当て、睡眠と年収との関係性を明らかにしています。
まずは睡眠に費やす時間について。いわゆる「平均年収層」の人と比較すると、両者ともに最も多かった回答は「約6時間」となりました。ただし「1000万円プレイヤー」のうち約3割は、「約5時間」と回答。中には睡眠時間を減らして活動している人もいるのかもしれません。
顕著な差が表れたのは「起床時間」に関する質問。「5時」に起床する割合は、「1000万円プレイヤー(21.9%)」「平均年収層(10.4%)」と約10%の差がでています。逆に「7時」に起きる人は「平均年収層」の方が約11%多い結果。
関連して、出社時間も「1000万円プレイヤー」の方が早い傾向にありました。「平均年収層」で1位となった回答は「9時」であるのに対し、「1000万円プレイヤー」は「8時」の回答が最多。また「1000万円プレイヤー」は通勤時間中に「ニュースサイト等の閲覧」や「新聞を読む」ことが多いようです。
調査結果を受け、ネット上では「さすが意識の高い人は違うな…」「会社に着くまでにドタバタしてると、確かにスタートから負けてるよね」「今年こそ朝を活用する人間になろう!」といった声が続いていました。
朝は「全部自由にコントロールできる時間」
朝活のメリットについて特集したのは、2018年末に放送された「日テレNEWS24」(日本テレビ系)。ある調査会社が1万人に対してアンケートを行ったところ、趣味や勉強も含めた「朝活」に取り組む人は約4割もいたそう。「朝のカフェで異業種交流。名刺も仕事も増えた」「残業の代わりに早朝出社」「モーニングを食べながら宅建勉強で合格した」などの経験談が上げられていました。
「複業研究家」として活躍する西村創一朗さんは、「朝型生活に切り替えると時間の使い方がすごくシャープになって、夜3時間かかっていることが朝だと1時間でできるようになる」と利点を強調。朝活を共にするコミュニティーを立ち上げ、すでに200人以上のメンバーが参加しているといいます。
西村さんは続けて、「朝は何かに追われるというよりは、自分でスケジュールをコントロールできるじゃないですか。そんな中で自分さえ起きられれば、全部自由にコントロールできる」とコメント。
朝から前向きな姿勢で過ごすことが、仕事においても良い成果をもたらすのかもしれませんね。