年を取って気づいた「若い頃にやっておけばよかったこと」ランキング

ビジネス

公開日:2020/9/23

年を取って気づいた「若い頃にやっておけばよかったこと」ランキング

年齢を重ねるにつれて、社会人としての経験値は増えていくもの。ところがふと我に返った時、「若い頃にあれをやっておけば……」「○○はやらない方がよかったな……」といった後悔を感じる人も少なくないようです。

「若い頃の後悔」についてのアンケート調査

 旅行プラットフォームを提供する「株式会社エアトリ」は、「年齢を重ねて気がついた、若い頃の自分に『〇〇はやっておけ』と伝えたいこと」についてアンケート調査を実施。対象は10代~70代の男女687名です。

 男女ともに1位となったのは、「外国語を学べ」でした。

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 40代の男性は外国語について、「仕事の幅や将来の可能性を広げるために必要。今、転職活動中で中途半端な英語力しか無いことに後悔している」とコメント。他にも、「柔軟性があるうちに身につけるべき」「頭が柔らかい学生の間に勉強しておけばよかった」などの理由が挙げられています。

 2位にランクインしたのは、「海外旅行」。やはり若い頃の方が「身動きがとりやすい」「体力がある」と考える人は多いようです。

 続いて3位に入った「人脈を広げておけ」では、「あの人とまだ付き合いが続いていたら……と思うことが多々ある」「大切な友人を見極めることで、どれだけ後の人生にプラスになるか痛感している」といった経験談が続出。

 また、「○○歳の自分に伝えたいこと」を尋ねると、年代別で差が現れます。

「健康に気をつけろ」は「20歳の自分に」では8位でしたが、「40代の自分に」ではトップの回答に。同じく「親孝行」も、歳を重ねるごとに順位が上がっていきました。

 一方、「○○は程々に」と後悔している内容については、「お酒」「タバコ」が1位と2位。

「お金と時間を無駄にした」「勉強などに時間を回したかった」などが代表的な理由で、ネット上でも「これだけ後悔する人がいるなら、タバコやめようかな……」「確かにお酒の時間を読書に当てたら相当勉強できそうだ」といった声が相次いでいます。

就活を後悔している割合は約40%!

 人生を振り返っての後悔を見てきましたが、社会人が抱く「就活への後悔」についてもアンケートが実施されています。パーソルキャリア株式会社が行った、「就活に関する調査」を見ていきましょう。

 アンケートの対象は、社会人10年目までの正社員1120名。実に全体の約4割が、「就活を後悔している」との結果となっています。挙げられた理由で目立っていたのは、「10年後を見据えていなかった」や「実際に働いている人の話を聞かなかった」など。

「(就活時に)やっておけばよかったこと」について尋ねると、「自分に合っていなさそうな企業も対象として分析する」「インターンシップに参加する」「入社1~4年目の友人知人・OBOG・志望企業の人に話を聞く」といった項目がランクインしていました。

 また「就活を後悔している人」は、「年収が低い」「条件面が希望に合わない」などを理由に転職を決意するケースが多いよう。

 日々反省することはもちろん大切ですが、一方で「その経験をどう活かしていくか」についても考えていきたいですね。