オードリー・タン台湾IT大臣「リモート会議はロマンチック」×岡村靖幸「コロナは恋愛を変えましたか?」『週刊文春WOMAN』で対談
更新日:2020/9/28
2020年9月24日(木)に発売される『週刊文春WOMAN』2020秋号に、台湾のデジタル担当大臣として注目を集めるオードリー・タン氏が登場。シンガーソングライター・岡村靖幸と対談を行い、ITや恋愛など多岐にわたるテーマについてトークを繰り広げた。
オードリー氏はトランスジェンダーを公表している若き政治家であり、“IQ180”という噂が囁かれるほどの天才プログラマー。コロナ禍においては国民全員にマスクが行きわたるシステムを構築し、台湾におけるコロナ感染拡大を防いだことで話題を呼んだ。
オードリー氏の頭の中には、一体どんな世界が広がっているのだろうか? 岡村の対談連載「幸福への道」ではオンラインでオードリー氏に取材を行い、ユニークな人間像に迫っていく。
対談の中で、岡村は「日々の生活の中で、オードリーさんがロマンティックに感じるのはどんな瞬間でしょう?」と質問。するとオードリー氏は、コロナの影響によって世界各国の高官たちとリモート会議をする機会が増えたことを明かす。自宅でリモート会議をすると壁に子どもが描いた絵があったり、家族の声が聞こえたりするため「普段は絶対に見ることのできない彼らの一面」を発見できるそう。オードリー氏は「いろんなことを想像させるので、それはロマンティックな瞬間に感じます」と、リモート会議に“ロマンティックな瞬間”を見出していることを語った。
また岡村が「ちなみに、コロナは人間の恋愛のカタチを変えたと思いますか?」と質問すると、オードリー氏はとあるエピソードを紹介。エピソードを踏まえた上で、オードリー氏は「これからの世の中はニューライフスタイルに従い、生き方を変えていかなければなりませんが、やりたいことはやっていい、ただし、やり方が違うんだよ、ということになると思います」と考えを語っている。
他にも対談では、「台湾の文化的な特徴」や「AIの可能性」といったオードリー氏ならではの話題が展開。ユーモアとウィットに富んだトークの全貌を、ぜひ誌面でチェックしてみてほしい。