「半沢直樹」最終回の行方を決めるのは上戸彩!? 花ちゃんの意見がここに来て絶大な意味を…
公開日:2020/9/26
俳優の堺雅人が主演を務めるドラマ「半沢直樹」(TBS系)の第9話が、9月20日に放送された。視聴者からは、上戸彩演じる半沢花の“ある言葉”が、最終局面で響いてくるのではとの予測があがっている。
第9話で半沢は、金融庁を去ることになった黒崎(片岡愛之助)が最後に言い残した「伊勢志摩ステート」というヒントを手がかりに、政界のドン・箕部幹事長(柄本明)の不正に関する情報にいきついた。
箕部は15年前、銀行から20億円の融資を受けて、不動産会社「伊勢志摩ステート」を隠れ蓑にして、郊外の土地を二束三文で購入。その後、その場所に空港を誘致することで、土地を高額で売りさばいていたのだ。これが表に出れば、箕部はもちろん、箕部に手を貸した銀行も立場を追われることになる。だが半沢は、全てを打ち明けようと決意する。
しかし、ここで予想外のアクシデントが。箕部を追い詰めるための決定的証拠は、大和田(香川照之)と中野渡頭取(北大路欣也)によって、箕部当人の手に渡ってしまったのだ。半沢は信用していた頭取に対して「到底納得できません」と食い下がるが、意見を聞き入れてもらえず、箕部からはさらに土下座を要求される。怒りが爆発した半沢は「やられたら、やり返す。3人まとめて1000倍返しだ!」と宣戦布告するのだった。
最終回目前、半沢直樹の追う不正は明るみに出るのか?
とはいっても、頭取まで箕部側に回ってしまっては、流石の半沢にも勝ち目が薄いように見える。ここで、視聴者から密かに期待の声があがっているのが、箕部とともに半沢を追い詰めてきた国土交通大臣・白井亜希子(江口のりこ)の存在だ。白井は“敵側”の中心にいた人物であるのだが、現在は箕部から無下に扱われており、両者の間には軋轢が生じている。
さらに白井といえば、半沢の妻・花(上戸彩)が、ずっと“推してきた”人物でもある。花は白井のファンだと公言しており、敵側人物を応援する妻に、半沢がなんとも複雑な顔を浮かべるシーンがこれまでに何度もあった。
しかし思い返すと、2013年放送の前作で花は、怒涛の活躍を見せて半沢を何度もサポート。今作ではまだこれといった活躍をしていない花が、夫の敵を応援するだけの役で終わるのだろうか? ネット上では「白井大臣は最終的に半沢の味方になると思う 目利きの花ちゃんが推した人物がこのままで終わるはずがない」「白井大臣が正義を見せるに一票入れたい。花ちゃんのアイドルだからね」「花ちゃんが『白井大臣のファン』とポロッと言ったのがここに来て大きな意味を持ってきてるような気がしてきた」といった声があがっている。
今作では、大和田、黒崎、タブレット男の福山(山田純大)など、前作での憎たらしい敵が味方になる展開が続いてきた。しかしやはり、半沢の最強の味方は、妻になるのかもしれない。