実は軍事用に開発された!? カーディガンの由来とセーターとの違い/毎日雑学
更新日:2021/1/3
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身近なのに意外と知らない身の回りのモノの名前の由来や驚きの事実。オフィスで、家庭でちょっと自慢したくなる、知っておくだけでトクする雑学を、毎日1本お届けします!
この雑学では、カーディガンの意味や由来、セーターとの違いについても解説します。
雑学クイズ問題
カーディガンはどんな用途で開発された?
A. 子供の着替えを楽にするため
B. 重ね着をオシャレに見せるため
C. 貴族が簡単に羽織るため
D. 戦争で傷ついた兵士のため
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
カーディガンの意味や由来は人名?セーターとの違いは?
今回は少し肌寒い季節に羽織る服として大活躍の「カーディガン」に関する雑学を紹介します。
カーディガンはちょっとした外出をする時であったり、または肌寒い時に家の中で羽織ったり、秋冬には重ね着のアイテムとして大活躍します。カーディガンは手軽に着られる上着として定着しているのですが、実はこの手軽さにもちゃんとした意味があるのです。
あまり洋服に興味がない人にとっては、カーディガンやセーターって何が違うの? という人もいるかもしれませんね。そんな方にも、記事後半ではカーディガンとセーターの違いをわかりやすく解説しますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。カーディガンがなぜ手軽に着られるのか、またカーディガンが考案された意外なきっかけなど、知るとちょっと自慢できるかもしれません。
カーディガンの意味や由来とは?
それではカーディガンの意味と由来について解説していきましょう。
カーディガンは、毛糸やニットで作られた襟のない前開きの服のことです。今では老若男女問わず使われているカーディガンですが、もともとは軍事用に開発された衣服でした。
クリミア戦争時にイギリスのカーディガン伯爵が、戦争で負傷した兵士たちの保温のため素早く着られるように考案したものだとされています。前開きのため、負傷していても、また軍服の上からも重ね着することもできて当時からかなり重宝したのではないでしょうか。そしてこの服のことを、考案者のカーディアン伯爵から名前をとって、カーディガンと呼ぶようになりました。
カーディガンとセーターの違いとは?
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カーディガンとセーターはどちらもニットや毛糸で作られた服ですが、違いについて詳しく答えられますか?
カーディガンは前開きができるもの、セーターは前開きができず頭から被るもの、という違いがあります。肌寒い時にさっと着れる便利さから、カーディガンを重宝しているという人も多いかもしれませんね。また、「ニット=セーター」という認識をしている人もいるかもしれませんが、実はニットとは服の種類ではなくループ状の編み物のような生地のことを指します。毛糸で編んだものだけでなく、Tシャツのように細い糸で編まれたものもニット素材のひとつです。
以上がカーディガンの意味や由来、さらにセーターとの違いについてでした。いかがでしたか?
それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「D. 戦争で傷ついた兵士のため」でした!
まとめ
カーディガンは1850年代に勃発したクリミア戦争がきっかけとなり、イギリス陸軍のカーディガン伯爵によって考案された。
カーディガンは、戦争によって負傷した兵士を保温するために前を開けてボタン仕様にすることによって、簡単に羽織れるように考案されたものである。
カーディガンは当時のイギリス軍の兵士が軍服の上に重ね着するようになったことで流行し、カーディガン伯爵の名前が由来となってカーディガンと名付けられた。
カーディガンは前開きであるのに対して、セーターは前開きになっておらず頭からかぶって着るものである。
※提供している情報には諸説ある場合があります。ご了承ください。
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※この記事は雑学.comから提供を受け作成しています。