簡単すぎて目からウロコ! 体には頭痛、腰痛、肩こりに効く、たった4つの“魔法のスイッチ”があった!
更新日:2021/2/2
頭痛や足腰の痛み、肩や首のコリ、疲労感などの慢性的な不調を解決するために、世の中に溢れる健康法をいろいろと試したけれど、何をしても効果を感じられない。その上メソッドが複雑だったり、動きがキツかったりで、習慣にできなかった…そんな人にこそ届いてほしい、シンプルで理にかなった健康法。それが、「魔法のスイッチ」を使うことです。
「魔法のスイッチ」を提唱するのは、Kimmy Works代表・整体師の那須公宏さん。体にあるたった4つの「魔法のスイッチ」に軽く触れる、もしくは意識するだけで、体幹が目覚め、しなやかで強く、健康な体に導いてくれるという何ともシンプルなメソッドです。
4つの魔法のスイッチとは?
著書『魔法のカラダスイッチ大全』(自由国民社)によると、魔法のスイッチは「鼻スイッチ」「僧帽筋スイッチ」「横隔膜スイッチ」「仙骨スイッチ」の4つ。この4つを意識するだけで、体が楽に動かせるようになるそう。
歩くとき、椅子に座っているとき、立ち上がるとき、ヨガや野球などのスポーツをするときなど、あらゆる生活のシーンで「鼻スイッチ」を意識するだけでOK。「魔法のスイッチ」を意識するだけで自然と体幹が目覚めるので、体をより正常に近い状態にリセットすることができ、結果、頭痛、肩こりや腰痛といった不調が軽減するのだとか。
デスクワークによるひどい肩こりと猫背に長年悩んでいる本稿のライターも、「鼻スイッチ」を使って1日仕事をしてみたところ、いつもより呼吸が深くなり、リラックスして集中できました! 他の健康法を試して「デスクと体はこぶし1個分開けて」「座るときは足全体で地面を捉えて」「腰は反りすぎないように」など、正しい座り方とされるポイントを意識したこともありましたが、細かいことを意識するとむしろ体が緊張してしまって疲れる、という経験をしていたので、「鼻スイッチ」を意識するだけで自然とリラックスして正しい姿勢を取れるのは不思議な感覚でした。これなら無理なく習慣にできそう!
「鼻スイッチ」を意識するだけで体幹が目覚める理由は、鼻の頭が体幹の先端だからだと言います。本書ではなぜ「魔法のスイッチ」がしなやかで強い体を作るのか、体の構造やその仕組みなど専門的な理論も、分かりやすく丁寧に解説。体への理解が深まり、なんとなく行うよりも効果を感じられそうです。
本書を読んで「鼻スイッチ」以外の3つのスイッチも意識できるようになれば、さらに体を動かしやすくなり、健康的でしなやかな体にグッと近づくはず。「こんなに簡単なことだったんだ!」という衝撃体験になること請け合いです。
文=箕浦 梢