うんちをよく見て健康に! 70万DL突破のうんち記録アプリ“ウンログ”が初監修する「腸活」本
公開日:2020/10/6
突然だが、あなたは今日のうんちを覚えているだろうか。もし、覚えていないのだとしたら、あなたは大きな損をしている。うんちはあなたの「からだ」と「こころ」を表す鏡。うんちをチェックする「観便」は、自分の健康状態を知り、改善するための第一歩なのだ。
70万DL突破のうんち記録アプリ“ウンログ”監修の『うんちを見るだけで腸ハッピー! 腸活メソッド』(主婦の友社)は、観便と腸活でスッキリ健康になる方法を教えてくれる1冊。腸内環境を整え、いいうんちを出せるようになれば、便秘や下痢が解消できるのはもちろんのこと、美容効果や免疫力UP、メンタル改善まで期待できるという。そんなに効果があるというなら、試してみない手はない。早速自分のうんちをよく見てみよう!
うんちは自分の健康状態を知るためのバロメーター
理想的なうんちは、手のひら大のバナナ状で黄土色、腐敗臭のないもの。観便のポイントは、うんちのかたち・色・量・におい、の4点だ。
それぞれチェックポイントがあるが、例えば、うんちの色は、腸内が酸性なら黄色っぽく、アルカリ性なら黒っぽくなり、まるでリトマス試験紙のように腸内環境の状態を教えてくれる。腸内環境が良好な時は腸内は弱酸性になり、うんちは理想的な黄土色になる。一方、腸内環境が乱れると、腸内はアルカリ性になり、うんちは濃い茶褐色から黒褐色になってしまう。黒っぽいうんちは何かしらの原因で腸内環境が乱れているサインというわけだ。
黒色・赤色・緑色もしくは白色のうんちが続いているという場合は、大腸の疾患や痔、その他の臓器のトラブルの可能性もある。自分の平熱を知るように、自分の平均的なうんちを把握していなければ、うんちの異変(=体調の異変)に気づくことができない。毎日欠かさず自分のうんちに注目するようにしよう。
食物繊維を摂るだけでは×! バランスに気をつけないと逆に便秘に?
毎日の食事は、腸内細菌に直接影響を与える。食事に気をつけることは、いいうんちを出す基本だ。
まず摂取するべきなのは、食物繊維。1日で18g以上の摂取を目指そう。糖質制限ダイエットをしている人や朝食を食べない人は食物繊維不足に陥りがちだから特に注意してほしい。食物繊維には、穀物類やきのこ類、豆類などの不溶性食物繊維と大麦や海藻類、リンゴ、キウイなどの水溶性食物繊維があり、これを2:1の割合で摂取することが理想的だ。不溶性食物繊維ばかり食べすぎると、うんちが詰まりやすくなるから注意しよう。
また、腸内環境を整えるためにプロバイオティクス食品も取り入れよう。ヨーグルトやみそ、ぬか漬け、納豆、キムチなどの発酵食品がオススメ。腸内環境を変えるのには2週間かかると言われているから、毎日の食事で継続して食べるようにしよう。
この本では、その他にもうんちを出すための体操やマッサージの方法、温活の方法なども解説している。生活習慣別の腸活法も教えてくれるから、自分の生活に合った方法が試せそうだ。
あなたもこの本とウンログアプリで、うんちを見て、腸活に励んでみてはいかがだろうか。いいうんちは健康の証。健康のためにスッキリうんちを目指そう!
文=アサトーミナミ