「鼻呼吸」が苦手な人におすすめ! 鼻詰まりを改善する、3つの対処法/一流が実践する人生を変える呼吸法⑪
公開日:2020/11/22
正しい呼吸法で心身を整え、代謝を上げよう! 一流のスポーツ選手や数多くの芸能人も実践している、人生を変える呼吸法。自律神経をリラックスさせ、腹横筋、肩甲骨などの体幹部や臓器を活性化する呼吸法をご紹介します。
気持ち良く鼻呼吸①
簡単対処法で鼻詰まりを改善
鼻で呼吸をしようと思っても、アレルギー疾患があったり、もともと鼻の通りが悪く「鼻が詰まっていて鼻呼吸なんてできないよ!」という方もいらっしゃると思います。そんな人は、3つの改善法を実践してみてください。
右の鼻の通りが悪いとします。まずは、右を向いて左の鼻を閉じて鼻呼吸をしてみてください。2つ目は、首を右に傾けて鼻呼吸をしてみましょう。首を傾けると首の緊張を取ることができます。3つ目は上を向いて気道を確保した状態で行います。どれか1つで構いませんので、ぜひ実践してみてください。
3つの改善法でスッキリしよう
対処法1 右を向いて鼻呼吸
右の鼻が詰まっているとしたら、左の鼻の穴を閉じ、右を向いて鼻呼吸をしてみる
対処法2 首を傾けて鼻呼吸
首の緊張やコリが原因で鼻詰まりが起きることもある。鼻詰まり側に首を傾けることで、首の張りが緩和されて改善できることも
対処法3 上を向いて鼻呼吸
気道を確保しながら行うと、鼻からの通りがまっすぐになり鼻詰まりが改善できることもある
気持ち良く鼻呼吸②
噛み合わせを整える
じつは、鼻詰まりは噛み合わせが悪いと起こる場合があります。アゴの関節である顎関節のゆがみが問題になるわけです。
顎関節症と言いますが、噛み合わせのズレが全身のゆがみにつながり、鼻詰まりだけでなく頭痛や肩こり、腰痛などを引き起こします。自分の顔を見たときに、目の高さが違って見えたりするのは顎関節症の主な症状です。
そのような方は、奥歯で割り箸を噛んでバランスを整える方法を試してみてください。簡単な方法ですが、顎関節が揃えば鼻詰まりも解消されやすくなります。
顎関節のゆがみが引き起こす鼻詰まりもある
1 割り箸を両方の奥歯に指す
割り箸を2つに割り、左右に奥歯に差し込み、軽く噛む
2 割り箸が抜けた方がゆがんでいる
割り箸を引っ張ると片方だけ抜けてしまった。噛み合わせが悪く、抜けた側がゆがんでいる
3 ゆがみのある方の奥歯で割り箸を10回噛む
割り箸が抜けた側の奥歯で、10回ほど割り箸を噛む。再び両方に割り箸を入れて抜けなくなったら整った証拠