山手線の「内回り」と「外回り」を見分ける画期的な方法があった!

暮らし

公開日:2020/11/23

山手線の「内回り」と「外回り」を見分ける画期的な方法があった!

 環状線である「山手線」には外回りと内回りが存在しますが、東京に長く住んでいる人でも外回りと内回りをはっきり判別できないのではないでしょうか。ネット上ではこれら2つの見分け方が話題になっていました。

「外回り」と「内回り」の判別方法

「外回り」「内回り」という言葉がわからなくてもなんとなくの判断で乗れてしまいますが、せっかくなので正しく知っておきたいところ。例えば新宿から新大久保へ行く場合、「外回り」を使うのが正解です。

 そもそもどうして「外回り」「内回り」という分け方がされているかというと、日本では電車も左側走行だから。つまり北を上にして時計回りに走る電車は外側、反時計回りの電車は内側を走ることになります。

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 しかし「外回り」と「内回り」を見分ける方法は他にも。ネット上で話題になったのは「アナウンス」で判断するというもので、外回りは男性、内回りは女性が担当しているそうです。またホームドアに入っている緑色の帯が、外回りは2本で内回りは1本。この方法を初めて知った人からは、「毎日乗ってるのに全然気づかなかった!」「これは面白いライフハック! 山手線に乗りたくなる」「ホームドアなんてちゃんと見たことなかったな」といった声が上がっていました。

 一方で「まあ『外回り』と『内回り』を間違えてもいずれは辿りつけるから」「山手線は勘で乗ってる」という大らかな人も。確かに環状線なので、一周すればどの駅にも行くことができるのですが……。

「下り・上り」はどっちがどっち?

「外回り・内回り」だけでなく、「下り・上り」がピンとこないことも少なくない模様。確かに一体どこを基準にして、下ったり上ったりしているのでしょうか。「日本民営鉄道協会」の公式サイトによると、「下り・上り」は都市郊外と都市部を結ぶ鉄道で使われる表現。都市方面に向かう電車が「上り」、そして逆方向は「下り」となります。ちなみに都市部を走る東京メトロでは、「下り・上り」という表現は使われないとのこと。また都市間を走る新幹線では、原則として東京方面に向かう電車が「上り」とされているそうです。

「下り・上り」には他にも見分け方があるようで、ネット上では「列車番号で見分けている」という声も。列車番号には「3032M」といった番号がつけられているのですが、偶数番号は上り列車、奇数番号は下り列車とされています。

 乗りなれた路線ならともかく、旅行先などでは混乱しやすい「外回り・内回り」や「下り・上り」。普段からちょっとずつ気にしていると、乗り換えで困ったりすることが少なくなるかもしれません。