アンパンマンの中身は粒あん? こしあん? 人気アニメに隠された驚きの設定/毎日雑学

マンガ

更新日:2021/1/3

アンパンマンの中身は粒あん? こしあん? 人気アニメに隠された驚きの設定/毎日雑学

 今回は「アンパンマンの中身は粒あん?こしあん?」など、アンパンマンにまつわる雑学を紹介します。

 国民的人気アニメのアンパンマンですが、実はあまり知られていない設定がたくさんあります。例えば、アンパンマンの中身が「粒あん/こしあん」のどちらなのか、アンパンマンの本当の生みの親の存在などについて皆さんはご存じでしょうか? 他にもアンパンマンにまつわるいろいろな設定をまとめてみたので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

 

アンパンマンの雑学まとめ

 それではさっそく「アンパンマンの雑学」について紹介しましょう。あなたはいくつの雑学をご存じでしょうか?

アンパンマンの中身

 アンパンマンの中身の“あんこ”については、作者のやなせたかしさんのインタビュー内で語られています。そのインタビュー内では「つぶあん」と答えており、加えて「非常に栄養価の高い特別なあんこ」とも答えています。

 しかし、あんこがどのようにして作られているのか、素材や成分に関しては「わからない」とやなせさんは答えています。ジャムおじさんが偶然作り上げたものであることから、ジャムおじさん自身も詳しい成分についてはわからないんだとか。

アンパンマンは元々人間だった?

 アンパンマンはあんパンがモチーフのヒーローで、その姿からただの人間ではないとイメージしています。しかし、アンパンマンの初期設定では、なんとアンパンマンは人間だったのです。顔も人間の顔をしており、全身タイツにマントという恰好をしています。そして、世界中のお腹が空いて困っている子どもたちに、あんパンを届けているという設定でした。

 しかし、子どもたちにあんパンを届けようと許可もなく国境を越えてしまい、撃ち落されてしまったのです…。私たちが知っているアンパンマンのイメージからは考えられないようなダークな世界観ですね。

生みの親はジャムおじさんじゃない?

 アンパンマンの生みの親はジャムおじさんだと考えている人も多いはず。しかし、ジャムおじさんはパンを焼いていたというだけで、正確には生みの親ではないのです。

 それではアンパンマンがどのように誕生したのかというと、ある日ジャムおじさんのパン工場に流れ星が落ちてきて、偶然生まれました。ジャムおじさんがパンを焼いていたところ、煙突に流れ星が入ってきて、凄まじい光と共にアンパンマンが誕生したのです。その際にアンパンマンは自ら「アンパンマン」という名前を口にしました。ですから、ジャムおじさんはアンパンマンをゼロから作った生みの親ではなく、名付け親でもないのです。

物語に人間は登場しないって本当?

 実はアンパンマンの世界には人間は一切登場しません。ジャムおじさんやバタコさんは人間のような姿をしていますよね? でも、あの2人は「妖精」だとされています。また、ジャムおじさんとバタコさんは親子や家族ではなく、非常に仲が良い家族の“ような”存在という設定があります。

アンパンマンは食事をしない

 アンパンマンは自らの顔を配って食べさせますが、自身は一切食事をしません。アニメや原作の絵本を見ているとわかりますが、他の人が食事をしているときに、アンパンマンは側でニコニコしながら見守っているだけです。

 設定では「アンパンマンは食事をする必要がない」とされています。アンパンマンは中身のあんこがエネルギー源で動いているので、食事を取る必要がないみたいですね。

 また、アンパンマンには毎回様々な魅力的なキャラクターが登場します。なんと、アンパンマンにその登場キャラクターの多さでギネスブックに登録されています。「最もキャラクターの多いアニメ」としてギネスブックに登録されたのは2009年のことで、その時点では1768体ものキャラクターが登場していたそうです。

 2019年時点で2700~2800体ものキャラクターが登場しているそうで、作者のやなせたかしさん自身も登場キャラクターの全てを把握しきれていなかったようです。それだけの魅力あるキャラクターが次々に生み出されると、子どもも「次はどんなキャラクターが登場するんだろう?」とワクワクしますよね。こんなことも、長年にわたってアンパンマンが子どもたちに愛される理由なのかもしれませんね。

 以上がアンパンマンにまつわる雑学でした。

アンパンマンの中身は粒あん? こしあん? 人気アニメに隠された驚きの設定/毎日雑学

 

まとめ

 アンパンマンの中身は作者のやなせたかし氏によると「つぶあん」。

 アンパンマンの初期設定は人間で、現在とは違ったヒーローが世界中の飢えた子どもにあんパンを届ける設定だった。

 生みの親はジャムおじさんではなく、パン工場の煙突に流れ星が落ちたことによって、パンに生命が宿り、偶然アンパンマンが誕生した。

 アンパンマンはキャラクターの登場数が多いことから、ギネスブックにも登録されている。

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