ポイ活初心者でも年間18万円以上のポイントを獲得！

　ポイ活は新しく始めようと気合を入れなくても、日常でかかるお金にポイントが貯まる場所が散らばっています。光熱費や通信費の固定費をクレジットカード支払いに変えるだけでもポイントが貯まりますし、実はポイントが貯まるケースなのにそれを知らなかったということも多々あるのです。

　下図は、ポイ活を初めてまだ2年足らずの編集者Mの1年間の記録。家賃の支払いや電気料金、携帯料金の支払いで貯まるポイントと、クレジットカード決済分のポイント、日用品や家電などを購入したネットショッピング分のポイントなどの合計で年間18万円以上を獲得しました。まずは、日常にかかるお金でどんなポイントが貯まっていくのかを意識することからはじめてください。

自分にあった「共通ポイント」を意識する

　ひと昔前のポイントは貯めた場所で使うことしかできないものでしたが、現在のポイントは、どこでも貯まる・使える「共通ポイント」が主流になりつつあります。そこで抑えておくべきポイントは4つ。「楽天ポイント」「ｄポイント」「Pontaポイント」「Tポイント」です。どのポイントもコンビニ、スーパー、ドラッグストア、飲食店などの街のお店、ECサイトとさまざまな場所で使え、ポイントが増量していくサービスも展開しています。自分がよくいくお店や、よく利用するネットショッピングなどで貯まるポイントに集中することで、より貯まりやすくなります。

ポイントが効率よく貯まる使い方を活用しよう

　ポイ活賢者たちは、クレカ払いを利用する、ポイントが増量する店舗やサービスを利用など…ひと手間かけるだけで2倍、3倍に増量する方法を上手に利用しています。

現金主義をキャッシュレス決済に切り替える

　ポイ活をするうえでまず基本となるのはクレカ払い。現金払いでは0円のところ、クレカ支払いにするだけで、100円の支払いにつき0.5～1円分のポイントがもらえることになります。また、クレカが使えない小さな個人商店などではスマホ決済を利用することで0.5％程度の還元を受けることができるのでほとんどの支払いでポイントを貯めることが可能になります。

加盟店でポイント2重取り！

　共通ポイントは、ポイントカードを提示すると現金払いでもポイントが貯まります。支払いをクレカやスマホ決済にすることで、提示と決済分のポイントがダブルで貯まります。たとえば、ファミリーマートで楽天カード決済、楽天ポイントカードの提示、ローソンでau PAYで支払いさらにPontaカードを提示など。こうしたポイントの「2重取り」もポイ活の重要なノウハウです。

ネットショッピングでポイント5倍

　使う場所やタイミングでポイントが大幅に増える「増量デー」も要チェック。たとえば、楽天ポイントが貯まる「楽天市場」では、事前にエントリーしたうえで、毎月「5と0のつく日」に楽天カードによる決済で買い物をすると、ポイントが5倍に。ドラッグストアやスーパーなど街のお店でもポイント2倍になるキャンペーンを不定期に開催することもあります。こうしたキャンペーンを狙って、集中的に買い物をすることでポイントを一気に増やすことが可能になります。

ポイントが増える有益な情報を見逃さない

　不定期に開催されるキャンペーンでは、10％還元など大幅に還元率がアップするものがあります。有益な情報を逃さないためには各ポイントの公式アプリを活用しましょう。どの店で、いつポイント増量キャンペーンをしているかなどの情報はもちろん、アプリ提示で特定の商品の割引をしてくれるクーポンなど、お得なサービスが満載です。こうした情報やクーポンを事前に入手しておき、計画的に買い物することも大切です。

　ポイ活は誰でも挑戦できる手軽な節約法です。「たいして貯まらない」と思いこまずに、はじめてみれば、家計の節約に大きく貢献するはずです。『誰でもトクする「ポイ活」BOOK』では、ポイ活を極めた賢者たちの声をもとに、スマホ1台で、明日からすぐにでもマネできる簡単な活用法を「ポイント編」「スマホ決済編」「マイル編」と3つのジャンルに分けて紹介しています。