「圧倒的ヒーロー…!!」敵さえ助けようとする出久の姿に読者から反響続出!/ジャンプ3・4合併号『ヒロアカ』

マンガ

公開日:2020/12/29

週刊少年ジャンプ
『週刊少年ジャンプ』3・4合併号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。

 2020年12月21日(月)発売の『週刊少年ジャンプ』3・4合併号では、『僕のヒーローアカデミア』第295話を掲載。死柄木さえ助けようとする出久(デク)の姿に、読者から「やっぱりデクくんは心底デクくんだね」「圧倒的ヒーロー…!!」といった声が上がった。


 現在“個性”を悪用する敵・ヴィラン連合と、ヒーローたちによる全面戦争を描いている同作。お互い大きなダメージを負う中、ヴィラン連合はトップである死柄木をどうにか逃がそうと決死の行動に出ていた。

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 しかし死柄木の身体の中には、かつて悪の支配者として君臨していた存在“オール・フォー・ワン”が。同話ではオール・フォー・ワンが死柄木の意識を飲み込んで、その姿を現している。

 読者の注目を集めたのは、死柄木の身体を乗っ取ったオール・フォー・ワンが逃げていくシーン。大勢の人を殺した死柄木を「許せるハズがない」と感じつつも、出久はオール・フォー・ワンに飲まれていく死柄木が「救けを求めたように見えた」と感じていた。しかも死柄木に対して、「おまえを… 必ず…」と言いかけている。

 これには読者から、「もしかして必ずの続きって『救ける』?」「死柄木ですら助ける対象だと見なすデク、狂気的なまでにヒーローだな」「デクの『助けて勝つ』って信念は、死柄木をオール・フォー・ワンから助けて“勝つ”ってことの伏線なのかも」といった反響が続出していた。

 ヴィラン連合が去ったことで、一時終息となった今回の全面戦争。しかしヒーローとヴィランとの戦いは、まだまだ続きそうだ。

僕のヒーローアカデミア
『僕のヒーローアカデミア』29巻(堀越耕平/集英社)