「想像するだけで辛すぎる」ヤングジャンプ6・7合併特大号『キングダム』、羌カイの妹分・羌礼が闇落ちした理由

マンガ

公開日:2021/1/13

週刊ヤングジャンプ
『週刊ヤングジャンプ』6・7合併特大号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。

 2021年1月7日(木)に発売された『週刊ヤングジャンプ』6・7合併特大号。『キングダム』第666話では羌礼(きょうれい)が闇落ちした理由が垣間見え、読者から「礼の境遇を思うと泣けてくる」「羌カイが礼を救ってくれる展開を祈るばかり」といった反響が続出している。

 前話にて、飛信隊へ現れた理由を明かした羌カイの妹分・羌礼。“羌カイを殺しに来た”と語る羌礼に一同が騒めく中、当の羌カイは「私はお前と斬り合うつもりはない」「ただ話を聞きたいだけだ。“祭(さい)”で何があった」と冷静に問いかけるのだった。

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 ここで言う祭とは、最後の1人を決めるまで殺し合いをさせる蚩尤(しゆう)族特有の儀式のこと。蚩尤は1,000年の歴史を持つ伝説の暗殺集団であり、その戦いで生き残った者だけが“蚩尤”として認められるという。

 羌カイは掟を破って外の世界で生きているが、対して羌礼は祭を経験して生き残った1人。しかもどうやら彼女は姉妹同然に育った“識”という人物を手にかけているようで、物語後半では羌カイが「(識は)“祭”で命を落としてる」「識の死が原因で礼は今深い闇の淵にいる」「礼が識を殺めたのかも知れない」と語る一幕が描かれていた。

 そんな羌礼の壮絶な過去を受けて、ネット上では「本当にそうなら、闇落ちしても仕方ないと思えるくらい悲惨だな」「新年早々から胸が痛い…」「想像するだけで辛すぎる」といった反響が続出。

 ちなみにラストのコマには、言葉にならない叫びを上げながら涙をこぼす羌礼の姿が。いったい祭の最中に何が起きたのだろうか…。


キングダム
『キングダム』60巻(原泰久/集英社)