世の中が大変なときに自分だけ楽しむのは不謹慎? 本当に「いけないこと」とは…!?/続 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。⑪
公開日:2021/2/1
「パフェねこシリーズ」の続編! 「友達がいるのに寂しい…」「どこにも居場所がない…」など、さまざまなや不安や傷つきやすい心と上手に付き合う68の考え方。世間が大変なときに自分だけ楽しむのはいけないよね…?
世の中が大変な時に楽しんではいけないと感じる
「世間が大変な時に、楽しむのは不謹慎だ」
私がはじめてこの言葉が怖いと思ったのは、東日本大震災の時でした。
つらいことが多い時こそ、楽しいことを探して、不安に共感しないようにするべきだし、誰かが困っている時こそ、動ける人は動いて、経済を回すべきなのに…。
周りのイベント会社など、〝娯楽は不謹慎〞という自粛モードのあおりで潰れてしまって、悔しく思ったのを覚えています。
私は、人に迷惑をかけたり、悪いことをしたりさえしなければ、どんな時でも、楽しめる人は楽しむべきだと思います。
世の中が暗く落ち込んでしまった時に、暗い海で灯台が見えるように、明るく照らす場所があれば、その場所が元の平穏な日々に戻るための、道しるべになります。
もし、いけないことがあるとしたら、苦労をわかちあうことを強要し、楽しむのを責めることです。人は、帰れる場所があるから戻れるんです。みんなが笑える場所は、戻って来る人達のためにも、できるだけ残すべきだと思います。
【パフェねこの言葉】
みんなが笑える場所のために、楽しんだっていい