チャンスは20日間! 竹が作り出す貴重な「竹水」の驚くべき力/毎日雑学

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公開日:2021/2/3

採取チャンスは20日間だけ! 竹から採れる貴重な水「竹水」の恐るべき効果/毎日雑学

 今回は竹にまつわる雑学を紹介します。

 実は竹からは「竹水」と呼ばれるとても貴重な水をとることができます。

 美容に詳しい人ならば知っているかもしれませんが、竹水には美容に良い栄養分が多く含まれ、竹水を使った商品も販売されています。

 もちろん飲料水として飲むこともできます。

竹水とは?

 それでは「竹水」について解説していきます。

 竹水とは竹から採取することができる貴重な水のことです。

 なぜ貴重なのかというと、竹水は、若い竹が4月~5月にかけてにしか作らないからです。

 成長期を迎えた若い竹は、地下に伸びている茎を通して水を吸い上げますが、それこそが竹水と呼ばれるもの。

 そして、竹が幹の中に竹水を溜め込む期間は20日間程度しかないことから、一定の時期にしかとることができない貴重な水とされているのです。

 成長期の若い竹は一晩で1メートル近くも伸びることがあり、とても生命力が強いことで知られています。

 その脅威的な生命力の源が竹水だと考えられています。

どんな味がする?

 竹水は飲料水として飲むことができるそうですが、どんな味がするのでしょうか。

 竹水を味わった人によると、以下のような味がしたそうです。

「口に含んでいる間は特に違和感がなく、少しだけ甘い普通においしい水。飲み込んだ後は口の中に竹の風味なのか、ほんの少しだけ青臭さが残る」とのこと。

特定の時期の竹水は「神水」と呼ばれる

 そんな貴重な竹水ですが、その中でも特定の時期にとった竹水は「神水」と呼ばれているそうです。

 これは旧暦5月5日に採取されるものであり、神水は古くから薬を作るのに使われていました。

 科学的に考えれば旧暦5月5日に採取された竹水に特別な力が宿るとは考えにくいですが、一度は味わってみたいですよね。

竹水を採取する方法

 続いて、竹水を採取する方法です。

 竹水を採取するためには成長途中の若い竹を見つける必要があります。

 大体3メートルから5メートルほどの若い竹の先端部分を切り取り、あとはそのまま2~3週間ほど放置して待ちます。

 その後、竹を左右に揺らしてみると、水がポチャポチャと音を立てるため、幹の中に水が溜まっているのがわかります。

 あとは、ノコギリなどで竹を切って中に溜まっている水をとり出します。

竹水の恐るべき効果

採取チャンスは20日間だけ! 竹から採れる貴重な水「竹水」の恐るべき効果/毎日雑学

 最後に竹水の持つ力について解説します。

 竹水は飲料水として利用されることもありますが、多くは美容目的の商品に使われています。

 竹水には肌の老化を防ぐ抗酸化作用のあるポリフェノール、肌の健康維持に欠かせないビタミンB群などが含まれています。

 また、保湿効果のあるアミノ酸や糖類なども含まれているので、肌に良い水なのです。

 そのため、ただ肌に塗るだけでもツルツルサラサラになるそうです。

 興味があれば竹水を使った美容商品を使ってみてはいかがでしょうか。

 以上が竹水と呼ばれる水についてでした。

 

まとめ

 竹水とは、竹が成長する際に地下の茎から幹を通して吸い上げた水のことであり、4月~5月にしか採取できない。

 また、水を吸い上げてから20日間ほどしか溜め込まないことから、とても貴重な水として知られている。

 竹水にはポリフェノール類やビタミンB群などが含まれているので、美容に良い効果があると考えられている。

※提供している情報には諸説ある場合があります。ご了承ください。

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※この記事は雑学.comから提供を受け作成しています。