究極のおうち時間を実現!? 自分の生活に合った、キレイが続く「理想の家」とは?

暮らし

公開日:2021/2/20

暮らしが整う家づくり~これまでとこれからの暮らしに向き合って家を建てました
『暮らしが整う家づくり~これまでとこれからの暮らしに向き合って家を建てました』(山内彩子/大和書房)

 人生の幸福度を上げるために、もっとも重要な要素の1つとなるのが「マイホーム」。1日の大半を過ごす場所だからこそ、あらゆるトラブルを考慮しておきたいところだ。もしどんな家を目指すべきか迷ったら、『暮らしが整う家づくり~これまでとこれからの暮らしに向き合って家を建てました』を参考にしてみてほしい。

 同書は、夫と子どもと3人暮らしをする著者・山内彩子氏のブログを元にした一冊。「理想の家」を建てるまでの過程が詳細に描かれており、くつろぎのおうち時間を作るためのヒントやアイデアもたっぷり収録。これから家を建てる人にぴったりな“家づくり”の指南書となっている。

暮らしが整う家づくり~これまでとこれからの暮らしに向き合って家を建てました

 元々、山内氏の暮らしは上手くいっていなかったという。夫婦の帰宅は22時過ぎ、忙しくなると部屋は荒れ、喧嘩も増える。すっきりと暮らしたいのに、家事は毎日たまっていく。貴重な休みを家事で終わらせるのはもったいないと、出かけることが多くなるが、本当は居心地のいい家でくつろぎたい…などと、ストレスを抱えていた。

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 山内氏は引っ越しをすることになるが、条件に合う物件が見つからず、思い立って家を建てることに。まずは「どんな暮らしをしたいのか」を明確にして、「理想の暮らし」を具体化することから始めていく。そして答えとして発見したのが、家事が滞らず、おうち時間での楽しみを見出せる家だった。

暮らしが整う家づくり~これまでとこれからの暮らしに向き合って家を建てました

 たとえば誰もが悩んだことがある、「ごちゃごちゃと置きっぱなしのものが増えてしまう」という問題。それを解決するため、散らかっているものの理由を1つひとつ分析し、定位置や動線を考えていく。

暮らしが整う家づくり~これまでとこれからの暮らしに向き合って家を建てました

 台所もまた、ストレスを生み出しがちな場所。きれいな状態を維持し、長い時間過ごしたいと思える台所にするため、山内は滞りがちな家事を整理していった。

 また「窓」は室内の雰囲気を決めるために大事な要素。高いところの窓からは空や雲、鳥が見える他、夜には星や月、嵐の夜には大雨や雷などとその日ごとにさまざまな景色が広がる。窓自体のデザインだけでなく、色や大きさや配置をよく考えることで、より生活が豊かになるという。

 自分の生活に合った家を建てるための現状分析や、理想の具体化。そして家が建ってからの丁寧な暮らしまで…。書籍の中には、快適なマイホームを作るためのさまざまなノウハウが詰まっている。ぜひ同書を手に入れて、あなたの家づくりに役立ててみてはいかがだろうか?