イライラする首コリをラクラク解消! 首の奥から肩回りまでほぐす「腕組ストレッチ」/すごいストレッチ④
公開日:2021/2/20
外出自粛やテレワーク続きでお疲れではありませんか? 心身両面の不調とその解消法を、イラストエッセイでオモシロおかしく紹介。デスクワークでコリかたまった肩も、PC作業でジンジンする眼も、ストレスの連続で疲れたココロも、みんなまとめて「すごいストレッチ」たちが解消します!
つら~い首コリを腕組みストレッチで解放
~首の奥から肩まわりまでグイグイほぐれる~
首コリとは、首まわりの筋肉の血流が悪くなって張りや痛みを感じる状態。ストレスやプレッシャーで緊張しつづけても硬くなります。フツーの首ストレッチに「小技」を効かせて、肩コリ解消の効果もプラスしましょう!
肩を上がらないようにしてストレッチを深める
首には脳へ血液を送る重要な血管もあり、首まわりの筋肉が硬くなりすぎると脳の酸素不足につながります。日中ボーッとして眠くなったり、イライラの原因にも……。
「背中で腕組み技」をプラスすれば、肩甲骨と鎖骨が動かないようロックされるので、「肩コリの痛みの原因」といわれる肩甲挙筋と僧帽筋をパワフルにほぐせます。
肩甲挙筋と僧帽筋は「首」にもつながっているので、首コリと肩コリ解消の一石二鳥の効果に!
首はやさしく・ジックリ・丁寧にほぐす!
首は血管や神経がたくさん通っているデリケートな部分なので、やさしい動きがキホンです。強く伸ばしすぎるとかえって傷める原因にもなるので、ほどほどの加減を心がけましょう。
首の角度を微調整したり、ゆっくり揺らしたりすることで首まわりにあるたくさんの小さな筋肉にもほどよい刺激が。後ろ側だけでなく横側も気持ちよく伸びます。
知っているとちょっとウレシイ
プチ・ストレッチ
ちょっとしたスキマ時間や何かしている最中に「ながら」で、できちゃうプチ・ストレッチ。ここではいつでもどこでもできる「手のツボ」刺激と、「前腕のストレッチ」を紹介します。
ものを握ったり持ち上げたりするときに働く、疲れやすくコリやすい「前腕屈筋群」をストレッチします。腱鞘炎予防にも。イスで行うストレッチで手の平をつくのが難しい場合は、手首を少し浮かせて無理せず行いましょう。
親指と人差し指の骨が合わさっている手前のくぼみ「合谷」は、肩コリ・頭痛・目の疲れ・鼻づまりなどに効く万能のツボと呼ばれています。手の平の真ん中のくぼみ「労宮」は、ストレスなどのメンタルに効果があると言われています。