もともと軍事用に開発された「サランラップ」の名前の由来は?/毎日雑学

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公開日:2021/2/19

サラとアンが関係してる!?「サランラップ」は軍事用に開発されたものだった/毎日雑学

 今回はサランラップが開発された由来や商品名の語源について解説していきます。

雑学クイズ問題

 サランラップの商品名の由来は?

 A. 当時はサラサラしていたから
 B. 人の名前から
 C. 語呂が良かったから
 D. サランという物質で作られているから

 答えは記事内で解説します。

サランラップの由来や語源が面白い!実は食品用ではなかった。

 現在、皆さんはサランラップをどのように使っていますか?

 食べ残したおかずを保存したり、料理や食材を小分けにして、冷凍保存をするのに使うことが多いと思います。

 しかし、サランラップの元々の用途は食品保存では無かったようです。

 サランラップが登場する前はラップと呼ばれていました。

 開発された時期は20世紀初頭とされていて、元々は軍事用として活躍していました。

 軍事用として活躍したと説明しましたが、具体的にはどのような場面で活躍したのでしょうか?

・熱帯雨林などで行軍する際に靴の中敷きとして使用し、足が濡れることを防止するとともに、水虫を防いでいた。

・太平洋戦線で兵士達を悩ませていた蚊に対して、蚊帳としてラップを使うことにより、兵士達を守っていた。

・銃や弾丸は湿ってしまうと使えなくなってしまうため、湿気から守るためにラップを包装に使用することにより、湿気を防いでいた。

 以上の場面でラップは活躍していたようです。

 ラップが食品保存用として用いられるようになったのは、戦争が終結した1940年代後半となります。

 ラップの製造メーカーに勤めていた、ラドウィックとアイアンズという2人がいました。

 2人はある日、近所の人々とピクニックに行くこととなりました。

 その場で、たまたまラドウィックの妻がレタスをラップで包んでいたことにより、評判となり、ラップが知れ渡ることとなりました。

 ではいつからサランラップと呼ぶようになったのでしょう?

 それは、ラドウィックとアイアンズとその妻が大きく関係していました。

 評判となったラップは、ラドウィックとアイアンズにより、その後、食品保存用として製品開発されました。

 そして、肝心の商品名についてはラドウィックの妻である「サラ」と、アイアンズの妻である「アン」が由来でサランラップとなりました。

雑学クイズ問題解答

 雑学クイズ問題の答えは「B. 人の名前」でした。

 

まとめ

 サランラップはもともと軍事用として使用されていた。

 戦争終結後、ラップ開発者の妻がピクニックで食品保存用としてラップを使用した。

 これがきっかけに、サランラップが製品開発されることとなった。

 製品開発を担当した2人の妻の名前から、サランラップと命名された。

※提供している情報には諸説ある場合があります。ご了承ください。

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