辻村深月さんと『かがみの孤城』を語るオンラインお茶会にご招待! 文庫化を記念したSNSキャンペーンがスタート!

文芸・カルチャー

公開日:2021/2/25

かがみの孤城
『かがみの孤城』上・下(辻村深月/ポプラ社)

 直木賞作家・辻村深月による長編小説『かがみの孤城』(ポプラ社)が、2021年3月5日(金)に待望の文庫本が発売される。それを記念して、SNS上で「オンラインお茶会 with 辻村深月さん」への参加権が手に入るキャンペーンが実施されている。

『かがみの孤城』は、とあるきっかけで学校に通えなくなった中学1年生・安西こころを主人公とする物語。突然光りはじめた鏡をくぐり抜けたこころは、城のような不思議な建物に到着する。そして彼女は、自分と似たような境遇をもつ6人の少年少女と共に、謎に満ちた城を攻略していく。

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 現実とファンタジーを織り交ぜながら、“不登校”というテーマに独自の視点で切り込んだ意欲作。ネット上では、読書好きの間で「つらい時に、こんな風に誰かと繋がれる場所、逃げ場があったらいいのになと思いました。登場人物みんなが愛おしいです」「後半、不意打ちのように泣かされました。学校や社会を生き抜くのに、気持ちを軽くしてくれるような気がする」「自分自身が中学生の時に出会えてたらよかったなぁと思える一冊」などと高く評価されている。

 評判は口コミにとどまらず、2018年には「第15回本屋大賞」を受賞。マンガや舞台などのメディアミックスも行われ、ますます作品のファンが増えている。

 今回、同作が文庫化されるにあたって、「文庫発売記念SNSキャンペーン~あなたにとって『かがみの孤城』とは?~」というキャンペーンがスタート。内容としては、Twitter上で「この一文に貫かれた」「このキャラクターが好き」「親子で救われた」など、『かがみの孤城』に対する自分なりの想いを綴るというものだ。

 投稿されたメッセージは、すべて著者の辻村と出版元のポプラ社のスタッフが確認。その中から選ばれた50人が、3月30日(火)に行われる「オンラインお茶会 with 辻村深月さん」に招待される。

 応募期間は、3月21日(日)の24時まで。公式アカウントをフォローした上で、ハッシュタグ「#私のかがみの孤城」を付けて投稿すれば応募完了だ。また文章でのツイートだけでなく、YouTube動画やTikTok動画をツイートに添付するかたちでも応募できる。

 お茶会は、著者本人と『かがみの孤城』について語り合えるイベントとなる予定。作品のファンは、この機会を見逃さずに参加してほしい。

 動画で使用できる「オオカミさまお面」も! 詳しくはポプラ社の公式サイトを確認しよう!

■「オンラインお茶会 with 辻村深月さん」概要
開催日程:3月30日(火)
開催時間:(1)16時の回、(2)18時の回
参加人数:各25名
※参加するには「Zoom」を視聴できる環境が必要

『かがみの孤城』公式Twitterアカウント:https://twitter.com/Kagami2017Tea