「子どもへの体罰も言葉の暴力も絶対だめ!」と義母に反論したら… 完全無視ですか!?/ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください!⑧
公開日:2021/3/23
モラハラ+マザコン夫に虐げられ、嫁を人とも思わぬ義母にいびられる地獄の同居生活。子どもの幸せを守るために自立への道を歩み始めた嫁maronの闘いが始まった! ハードすぎる日常を軽妙な文章とちょっぴりスカっとする4コマで綴るエッセイ。
サイコパス義母編
テレビから虐待のニュースが流れるたびに「しつけのために手を上げてなぜ悪いの? どこの家でもよくあるのに」って力説する義母の横で黙っている旦那を見ていると、“暴力で押さえつけるとこんな人間になる”という縮図のような気がして「うちでは絶対に暴力は許さない」って言ってみたら無視されました。
時代に追いつけない義家族は子育てに一切、か・か・わ・る・な!
私は昭和後期生まれの30代。言うことを聞かないと親や教師に殴られた世代です。でも、それは過去の話。今は法律も整備されつつあり、子どもの心に傷を残す行為を防ぐ方向へ世の中は動いています。
その日は義弟夫婦が子どもたちを連れて遊びに来ていました。そんな中、テレビから子どもへの虐待のニュースが流れたのです。
「どうして叩いちゃいけないのかしらね? どこの家でもあることなのに」
さすが戦国時代からタイムスリップしてきた義母。孫もいる状況でよくそんなこと言えるな。
義家族が恐ろしいのは、誰も義母に逆らわないところ。大人が否定しなければ子どもたちは「言うことを聞かないと叩かれても当たり前なんだ」と思うのに!
「お義母さん! うちでは絶対に子どもへの暴力は許しません! 絶対に!」
私は義家族全員に聞こえる大きな声で義母に反論しました。
“絶対”と2回も言ったのだから相当効いてるはずだ。なんなら謝ってくるかもしれない。いや、許すもんか! 私は言い切った自分に少し酔いながら毒義母の顔を見ました。
「お茶もう一杯飲む?」
完・全・無・視!
嫁は義家族にとって、発言権だけじゃなく人権すらない存在。こんな母親の姿を子どもに見せるのも胸が痛い。
気まずそうな表情をする義弟一家。いったい何を恐れてそこまで義母に従うのか。両親に、直接的な暴力と言葉の暴力で押さえつけられてきた旦那は、黙ってテレビの画面を見続けています。
サイコパス気質の義母は、逆らった人間を徹底的に打ちのめします。義弟一家は孫への過剰なプレゼントや、金銭的な援助が途絶えることを恐れているのでしょう。
子どもの前で過去に行ってきた虐待自慢を楽しそうに話す義母。反論すると、私だけ食後のケーキが出てこなかったこともあります。
おい義家族ども! 覚えてろよ! その古い価値観に従うならビタ一文いらない。暴力はダメだけど義家族どもを整列させ、「歯を食いしばれぇぇ~!」とか言いながら、全員往復ビンタしたい気分です。
本日のスカッとポイント!
義母へ 暴力や経済的DV、嫌がらせでは決してコントロールできない人間もいると知ってください。