適度なストレッチが何よりの予防に! 肩こりと腰痛の大半は運動不足が原因/毎日雑学
公開日:2021/3/24
今回は肩こりと腰痛の原因と改善法について解説します。
雑学クイズ問題
肩こりの原因は以下のうちどれ?
A. ビタミン不足
B. カルシウム不足
C. 運動不足
D. 鉄分不足
肩こりと腰痛の原因と改善方法
肩こりには2種類ある?
肩こりや腰痛を慢性的に抱えているのはとても辛いですよね。
治療してすぐに直るものでもなく、放っておくと更に悪化してしまうことも考えられます。
特に肩こりについては「病気が原因で起こるもの」と「病気が原因でないもの」があります。
もしも病気が原因で肩こりになっている場合には、いくら整体に通っても、マッサージをしても、安静にしても完治しません。
そのため、思わぬ病気を抱えている可能性も考慮して改善されない場合は、病院で検診を受けることが推奨されています。
また、女性の肩こりについては、男性と違ってホルモンバランスの乱れが原因ということもあります。
病気が原因ではない肩こりの原因と改善方法
病気が原因ではない場合の肩こりの原因と改善方法についてです。
病気が原因ではない場合は、肥満、ストレス、冷え、運動不足、眼球疲労からくるものがほとんどです。
湿布や薬、整体などで治療することになりますが、根本的な治療を目指すのであれば、毎日のストレッチが有効です。
デスクワークなどで筋肉は同じ部分を使い続けることで疲労が蓄積し、更には歪みを生じさせます。
筋肉に歪みが生じてくると、骨も筋肉に引っ張られて歪んでしまい、関節を拘縮(こうしゅく=動きづらくなる状態)させます。
関節の動きが悪くなれば周辺の筋肉も硬くなり、血液の流れを阻害したり神経を圧迫したりします。
これが一般的な肩こりです。
そのため、常日頃からストレッチをして身体を動かすことが、肩こりの一番の予防や根本治療と考えられています。
運動不足も解消され、肥満対策やストレス解消にもつながるため、肩こりに悩んでいるならまずは簡単な運動から始めてみるのはいかがでしょうか。
腰痛の原因とは?
続いて腰痛ですが、腰痛も拘縮が原因で発生します。
背骨の左右についている大腰筋が拘縮すると、血行不良を起こし、それが積もり積もると何かの拍子に腰痛を発症させます。
運動で改善することもありますが、基本的には安静にすることが必要で、悪化する可能性も考慮し、治療方法については医師と相談するのが一般的です。
デスクワークなどで同じ姿勢が長く続く方は、座ったまま、たまに伸びをするだけでも腰痛予防に効果を発揮します。
腰痛の治し方とは?
先ほども解説しましたが、腰痛になった場合には無理に身体を動かしたりせず、安静にすることが大切です。
横になることが可能ならば、横になって安静にするようにしましょう。
痛みがあまりにも強い場合には、横向きで膝を曲げて寝ると、多少緩和される場合もあります。
ぎっくり腰になってしまった場合は、絶対安静にし、少なくとも2~3日は動かないように過ごしてください。
また、治療は医師との相談になりますが、患部を冷やすという方法もあります。
氷水を入れたビニール袋を患部に10分ほどあて、10分ほどはずす、これを繰り返してみてください。
痛みが和らぐようならば続行して、痛みが強くなった場合には、すぐに中断するようにしてください。
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「C. 運動不足」でした。
まとめ
肩こりには、「病気が原因で起こるもの」と「病気が原因でないもの」がある。
整体やマッサージで治らない場合は、病気の疑いがあるため、病院で検診することが必要である。
病気ではない肩こりは、ストレッチなどで根本的な治療を行うことができる。
腰痛の多くは、血行不良、姿勢の悪さなどが原因で発生する。
ぎっくり腰の場合は、楽な姿勢を取り、2~3日は絶対安静にすることが重要である。
※提供している情報には諸説ある場合があります。ご了承ください。
雑学.com
※この記事は雑学.comから提供を受け作成しています。