自宅で手軽にエクササイズ! セクシーなヨガポーズで理想的なボディラインを手に入れよう
公開日:2021/3/25
アートとしても、最近注目されている春画。あの「富嶽三十六景」を描いた葛飾北斎や「寛政三美人」で知られる喜多川歌麿もたくさんの作品を残しています。いやらしいイメージのある春画ですが、超一流作家たちが描く春画の中の女性たちはキュッと締まったくびれを持ち、美しいポーズで咲き乱れていて、そのプロポーションはまさに理想的といえるでしょう。
そんな春画にインスピレーションを受けて開発されたのが「春画ヨガ」のプログラム。『子宮とくびれを強化する春画ヨガ』(鈴木まり/飛鳥新社)では、巨匠たちが描く春画とともに、女性ホルモンを活性化させ春画の中の女性たちのようなボディラインを目指すヨガポーズを紹介しています。
著者の鈴木まりさんは、アーユルヴェーダサロンを経営しながらヨガインストラクターとしても活躍する傍ら、国際浮世絵学会員でもあるという経歴の持ち主。著者自身はこの「春画ヨガ」で体重13キロ減、ウエストはマイナス18センチを達成し、生徒さんたちも4週間で平均2.5キロの減量に成功したそう。本書ではしっかりとダイエット効果が期待できるヨガポーズに加え、春画についての豆知識も充実しています。
今回は、全25ポーズの「春画ヨガ」の中から3ポーズをご紹介します!
脚をムーブして脂肪を燃やしながら体幹強化! 「仮宅の女郎」
ウエストのくびれ強化、美脚効果、美尻効果などが期待できる「仮宅の女郎」。四つん這いになり、お腹・膣・尻の穴をギュッと締めながら、片足を浮かせてゆっくりと前後に動かします。
足を胸に引き寄せるときは息を吸い、後ろに引くときは吐きますが、お腹まわりに力を入れながら息をするのが意外と難しい! 動きがゆっくりでもしっかりと体幹に効いていると実感できるポーズです。
体幹でバランスを取ることで体幹強化! 「秋の夕」
脂肪燃焼、全身の引き締め、内臓活性などにつながる「秋の夕」。足を肩幅に開いた体育座りの状態から、背筋を伸ばして両足を持ち上げ、重心を後ろに預けてキープ。ここでも、肛門や膣を締めるのがポイント。ギリギリのバランスを保ちながら姿勢をキープすることで体幹が鍛えられるそう。
脚全体を一気にストレッチすることでむくみを解消「燕食い」
鼠径部を解放し、片脚を床に沈めるイメージで伸ばす「燕食い」は、血巡りがよくなり、むくみ解消や美脚効果、冷え解消などの効果が期待できます。目線は正面に向け、お腹まわりに力を入れながら腹式呼吸を10回繰り返します。余裕のある人は両手で床を押しながら重心を後ろに動かすようにして脚をさらに沈めるとストレッチ効果がアップ。
本書ではヨガポーズを曜日別・目的別で自分の体調ややる気に合わせてチョイスできるほか、「次の恋に備える」「頭痛、不安、のぼせがある時に」などのポーズを組み合わせたコースメニューも提案しています。集中的にダイエットをしたい方は、まずは曜日別メニューを4週間続けるのがおすすめだとか。ちょっぴりセクシーなヨガポーズで、春画の中の女性たちのような美しいボディラインを手に入れてみませんか?
文=水卜小枝