食パンの「パンの耳」って呼んでいる部分、正しい名前は?/まだある‼ アレにもコレにも! モノのなまえ事典③
公開日:2021/3/26
食パンの外側の茶色の部分はパンを焼くときにこげた部分。この部分は外側の皮という意味で「外皮」という。中の白い部分は「内相」だよ。
その内相に開いている小さなあなは「す」といって、気泡のこと。プリンや茶わん蒸しでも、失敗すると「す」と呼ばれる気泡ができるよね。
日本でははしっこのことを耳といって「布の耳」や「そうめんの耳」って言い方があったことから、パンの耳というようになったんだ。
英語では外皮を「クラスト」、内相を「クラム」と呼ぶけど、外皮のことは、「パンのかかと」って意味の「ヒール・オブ・ブレッド」とも呼ぶんだって。