【最新号レポ】「こればっかりは同情してしまう」レディ・ナガンが語ったヒーロー公安委員会の内部事情とは?/ジャンプ26号『ヒロアカ』

マンガ

公開日:2021/6/3

週刊少年ジャンプ
『週刊少年ジャンプ』26号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 2021年5月31日(月)に発売された『週刊少年ジャンプ』26号。『僕のヒーローアカデミア』第314話ではヒーロー公安委員会の内部事情が明かされ、「公安が思いのほか真っ黒…」「これはナガンが闇落ちするのも無理はない」といった反響が広がっている。


 前話に引き続き、緑谷出久VSレディ・ナガンの戦いが描かれた今回のエピソード。ナガンといえば元公安直属ヒーローでありながら、現在はAFO(オール・フォー・ワン)の刺客として出久の行く手を阻んでいる。同話ではそんな彼女に対し、出久が「何でAFOにつくんですか…!」「あなたはヒーローだったハズなのに!!」と問いかけるのだが――。

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 ナガンの口から語られたのは、自身の血塗られた過去。というのも彼女はヒーローへの信頼を維持するため、社会の基盤を揺るがしかねない人間たちを抹殺していた。しかもそれら全ては、公安の秘匿命令によるもの。やがて作られた正義しか見えていない社会を“偽り(ハリボテ)”だと感じるようになり、ナガンは当時の公安委員長を殺害してしまう。だが公安はハリボテの社会を守るために、その事実さえも闇へと葬ったのだった。

 「誰もが空想し 憧れた超人社会は薄く 脆い虚像」「AFOの支配する未来の方がまだ幾らか澄んでるだろうぜ」と語るナガンの姿には、多くの人が「ただただナガンが可哀想」「とりあえず公安の闇が深いってことはわかった」「こればっかりはナガンに同情してしまう」などと心を痛めている模様。果たして出久は、荒みきった彼女の心を救えるのだろうか。

僕のヒーローアカデミア
『僕のヒーローアカデミア』30巻(堀越耕平/集英社)