【次にくるマンガ大賞 2021特別企画】過去の受賞作を振り返り!スリルと笑いが融合した極道ラブコメ『来世は他人がいい』
更新日:2021/6/21
ユーザーから「次にくる」と思うマンガを募集し、そこでノミネートされた作品から投票によって大賞を決める”ユーザー参加型”のマンガ大賞「次にくるマンガ大賞」。7回目となる今年のノミネート作品が出そろい、6月18日(金)から投票がスタートする。ぜひ参加して推しの作品を応援しよう! ドキドキの結果発表を待つ間に、過去の受賞作品を振り返ってみてはいかがだろう。本記事では2018年にコミック部門で第1位を獲得した『来世は他人がいい』(小西明日翔/講談社)を紹介!
著者の小西明日翔氏は『春の呪い』で、「このマンガがすごい! 2017」(オンナ編)の2位にランクイン。2017年からは『アフタヌーン』で、2作目となる『来世は他人がいい』の連載を開始した。同作は極道の家で生まれ育った女子高生・染井吉乃と、婚約者の深山霧島が織りなす極道ラブストーリー。吉乃は少し特殊な生活環境だったが、実家のある大阪で平穏に日々を過ごしてきた。しかし同じく極道の家で育った霧島との結婚話を持ち掛けられ、トントン拍子に2人は結婚。同棲生活をするために、吉乃は霧島が住む東京へ引っ越すことに。
吉乃の東京生活は、早速ヤクザの揉め事に巻き込まれる最悪な状態で幕を開けた。さらに学校では、霧島のことが好きな女子たちからイジメをうけてしまう吉乃。しかも霧島の本性を知ったことで、故郷の大阪に帰りたくなっておじいちゃんに電話をかける。だがおじいちゃんからは耐えろと言われてしまい、吉乃は東京で果敢に生きていくのだった…。
同作の見どころは、なんといってもはみ出し者たちが織りなすスリルと笑いの融合。シリアスなシーンや、時には爆笑できる場面も数多く描かれている。既に同作の虜になっているファンからは、「いままでにも極道ラブコメはいっぱいあったけど、これは常識を覆すからマジで面白い!」「1位に選ばれるのは納得ってくらい最高の漫画」「1巻から爆笑とドキドキが交じり合って、どんどん引き込まれていく魅力的な作品だ」「友達にも見せたけどマジでハマってたな!」といった反響が続出した。
5月に最新の5巻を発売したばかりなので今からでも追いつきやすい。この機会に極道ラブストーリーの世界を体感してみては?