聖書から生まれたことわざはどれ?/大人の最強雑学クイズ
公開日:2021/6/14
【答え】目からうろこが落ちる
【解説】
何かがきっかけとなって迷いから覚めたり、物事の実態がわかるようになったりすることを、「目からうろこが落ちる」という。このことわざの語源は、新約聖書の『使徒言行録』第9章に見られる。キリスト教を迫害していたパウロ(当時はサウロと名乗っていた)が、天からの光に打たれて目が見えなくなり、やがてその弟子となって視力を取り戻す場面があり、ここにある「たちまち目からうろこのようなものが落ち」という一節に基づいている。このほか、「豚に真珠」「砂上の楼閣(ろうかく)」も、聖書が語源となっていることわざである。
雑学総研