年間600杯を食す、SUSURU直伝! ラーメンのお作法⑮夏でもさっぱりと味わえる「つけ麺」の名店

エンタメ

公開日:2021/6/15

SUSURU

 ずる~ずる!どうも、1年365日「毎日ラーメン健康生活」のYouTuber・SUSURUで~す!

 みなさん、いかがお過ごしでしょうか。梅雨が近づいてきて、ムシムシジメジメする季節になりましたね。今回、取り上げるのはそんな季節にもピッタリ、さっぱりと味わえる“つけ麺”です。ドロドロ系やあっさり系でおすすめの1杯、割りスープが絶品なお店などを紹介していきます!

この際言います! じつは、熱盛りに挑戦したことが一度もない…

隠れた名店 東京青梅市にある「麺楽」の特つけ麺

 さっぱりとしたつけ麺は、夏になると無性に食べたくなります。今年も例外なく、暑くなってくるにつれて“つけ麺欲”が日に日に高まってきました(笑)。

 汗を拭いながら食べるアッツアツのラーメンも捨てがたいのですが、つけ麺はやはり、ざるそば感覚でスルッといけるのも魅力。麺を熱盛りで食べるか、冷盛りで食べるかと、それぞれのこだわりもあると思います。

 ちなみにじつは、僕は人生で熱盛りに挑戦したことが一度もありません…。気になっているものの、機会をずっと逃しているだけですが。スープもぬるめが好きですし、だんだんと冷めていくのも個人的にはオッケーです!

 ラーメン好きの間では「すくった麺全体の3分の1をつける」というのが、おいしいつけ麺の食べ方だという声もあります。ガサッと入れてしまうと急に冷めるし、後半につけ汁がなくなってしまうからですが、お好みの食べ方を研究してみてください!

濃厚なスープが決め手の“ドロドロ系”おすすめ店

 つけ麺には大きく分けて、麺とよくからむドロドロ系のスープを出すお店と、のどごしも軽いあっさり系のスープを出すお店があります。

 初めに紹介したい東京・池尻大橋の「和利道(わりと)」は、ドロドロ系の濃厚系豚骨魚介スープがおいしいお店。正統派のつけ麺を出すお店として、つけ麺好きな人たちにも広く知られています。ここの1杯は、シンプルに「おいしい」とつぶやきたくなる味。店員さんにお願いすれば途中で焼石も入れてくれるので、スープが冷めるのが苦手という人にも優しいです。

 そして、ドロドロ系でもう一つおすすめしたいのは、東京・北千住の「つけめん さなだ」です。元々は埼玉・三郷にあったお店で、今から2年ほど前に移転しました。ここのつけ麺は、鶏・豚・魚介のトリプルスープで、ドロドロ系ながら鶏のおかげで濃厚スープがまろやかになっています。麺は、東京の老舗製麺会社・浅草開化楼製。つるっ、プリッとした食感も印象的です。

“あっさり系”つけ麺では割りスープが絶品なお店も!

 太麺だけではなく細麺も合うあっさり系のつけ麺は、夏にピッタリな1杯。個人的にも、ドロドロ系より選ぶ機会が自然と多いかもしれません。

 あっさり系でおすすめしたいのが、東京青梅市の河辺駅を最寄り駅にする「麺楽」です。青梅市のソウルフードと呼ぶ声もありますが、特徴ある麺は、つなぎのかん水が少なめでうどんのような風味や歯ごたえ。スープが甘酸っぱくて、クラシックなつけ麺といった印象もあります。

 さらに、このお店で絶対に頼んでほしいのが、麺をひと通り食べ終えたあとの割りスープです。甘めのダシが効いていて、本当に絶品。「割りスープのため」に食べに行くという人たちが絶えないほどです。

 また、地方となりますが、岐阜県岐阜市の「らぁめん りきどう」も、あっさり系つけ麺が好きならば行ってみてほしいお店です。ここの特徴は、麺のバリエーションが豊富なこと。特に、幅広の平打ち麺である「凄平麺」は、ここでしか味わえないと思えるほど珍しいです。スープは甘みが強くパンチの効いた醤油味。チャーシューも分厚く、食べごたえもかなりありました。

 最近では、昆布水をスープに取り入れたつけ麺も定番になったりと、日々、進化しているのも面白いところ。みなさんもぜひ、お気に入りのつけ麺を探してみてください!

<第16回につづく>

ツイッター:@susuru_tv
YouYubeチャンネル:SUSURU.TV「毎日ラーメン健康生活」(18:30頃UP)

SUSURU●毎日ラーメンをすする動画をYouTubeにアップするラーメンYouTuber。ラーメンとゲーセンが好き。