やみつきになる人が続出! 警察漫画『ハコヅメ』が戸田恵梨香&永野芽郁W主演でドラマ化! 見どころを勝手に大予想!

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公開日:2021/6/19

ハコヅメ~交番女子の逆襲~
『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』(泰三子/講談社)

 皆さん、ついにこの時がやってきましたね。モーニングで連載中の警察漫画『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』(泰三子)が、満を持して、待望の、待ちに待った、ドラマ化です!

 女性警察官の日常を描いたこの漫画、当初は一話完結型のギャグ漫画だと思われていました。しかし、ギャグ回だと油断していたら突如シリアスな事件が起きたり、さっきまでふざけていたと思ったら急にリアルな警察官の葛藤が描かれたりで、読者の情緒は崩壊。緩急が激しすぎるストーリーに、やみつきになる人が続出しました。

 さらに、読者を惹きつけたのが、ちりばめられた伏線の数々です。「あんなゆるいギャグ回に、伏線が張られていたとは」「え、あれモブキャラじゃなかったの?」的なことが幾度となく起こり、SNS上では読者による考察合戦が繰り広げられるように。

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 そんなわけで、熱心なファンからは「ドラマ化するのはもはや時間の問題」と思われていた中での今回の吉報。ネットニュースの見出しに「戸田恵梨香&永野芽郁W主演の警察ドラマ」という文字を見た瞬間、ピンときたあなた。私もです。どんなドラマになるのか、どのエピソードを映像化するのか、考えるだけでワクワクが止まりませんよね。

 そこで、少々気が早いですが、ドラマの見どころを勝手に“大予想”してみました。こんなドラマになってほしいな、という期待とともにお届けします。

見どころ予想その1 女性警察官たちのリアルなお仕事現場

 原作『ハコヅメ』を読むと、女性警察官がいかに過酷な日常を送っているかがわかります。パトロールに、遭難者の捜索、夜間の張り込み、刑事課の取り調べ補助など、業務は驚くほど多岐にわたります。さらに男性警察官と共に体術訓練や水難救助訓練もこなすなど、精神的にも肉体的にもタフな職場です。

 ドラマでは、そんな仕事現場を主演のお二人が体当たりで演じるのが見どころ…になるのではと予想します。また、作中結構な頻度で下ネタが絡む事案が発生するのですが、それらをどのくらい取り入れるのかも見どころです。

見どころ予想その2 三浦翔平さんのアフロヘア

 三浦翔平さん演じる源誠二巡査部長のトレードマークは、もじゃもじゃヘア。正確にはツーブロックらしいのですが、見た感じはどう見てもアフロです。藤や後輩の山田からも「もじゃもじゃ」といじられているので、このヘアスタイルは確実に再現されるのではないでしょうか。三浦翔平さんのアフロ(ツーブロック)、楽しみですね。

 また、「刑事課はリーゼントが多い」という描写もあるため、共演者たちのヘアスタイルがどうなっているかにも注目です。

見どころ予想その3 原作にはない恋愛要素

 美男美女キャストが集結していることもあって、ドラマではラブ要素が多めに入ってくる気がしています。しかし、原作における恋愛模様については、読者によって意見が割れている状態です(多分)。

 特に最近は、人間関係が複雑化していることもあり、恋が始まるのかどうかも予測不能です。その辺り、ドラマ版ではどう演出されるのか気になります。

見どころ予想その4 ケンコバ、サプライズ出演

 マンガ好き芸人としておなじみのケンドーコバヤシさんが、今一番推している漫画が『ハコヅメ』です。

 自身が司会を務める漫画専門番組『漫道コバヤシ』では、『ハコヅメ』が「漫道コバヤシ漫画大賞2019」を受賞。2021年4月に放送された『アメトーーク!』でも、おすすめ作品として『ハコヅメ』を取り上げるなど、出演への布石としか考えられません。第一話の冒頭で逮捕される犯人役とかありそうな感じです。もしくは最終回の犯人役…。

見どころ予想その5 来春、映画化

 ドラマが放送されていない状態で言うのもアレですが、映画化もあるのではと睨んでいます。というのも、2021年5月時点で既刊16巻と、1クールのドラマでは収まらないほどのエピソードがあるからです。コミックス未収録の番外編『アンボックス』とか、映画用エピソードにどうでしょうか。映画とまではいかなくとも、続編やスペシャルも十分ありそうですね。

 繰り返しますが、ここで紹介した見どころは、すべて、勝手な予想です。実際にどんなドラマになるかは、放送を見て確かめましょう。日本テレビの新水曜ドラマとして、7月より放送スタートです。カレンダーに書いておいてくださいね。

 また、コミックス最新刊17巻は、6月23日発売予定。16巻は、物語のキーパーソンになりそうなキャラクターが新たに登場したほか、主要キャラのエピソードに心がえぐられそうになり、さらには何かが起きそうな不穏な空気を感じさせるシーンもあったりと、感情のコントロールが大変な巻でした(ネタバレになるので、ぼんやりとしたことしか言えないのが心苦しいです)。

 17巻では一体何が起きるのか、あとドラマ主題歌は誰が担当するのか!? 6、7月も忙しくなりそうです。

文=中村未来(清談社)