定例化してしまった職場の“オンライン飲み会”。どうやって断れば角が立たない?/ビジネストラブル脱出フレーズ80
公開日:2021/7/8
理不尽なクレーム、責任の押し付け、会社と顧客の板挟み……ビジネスの現場は理不尽とトラブルに満ちあふれています。こんな時どう切り返せば…と悩んだことはありませんか?
人材育成の講師として活躍する著者の三上ナナエさんが、そんな状況を切り抜けるために覚えておきたい「モノの言い方」を、シーン別に教えます。“禍転じて福となす”ための、 明日から使えるキラーフレーズ満載です!
苦手な職場の飲み会がなくなったと思っていたら、「オンライン飲み会」が定例化してしまい、どうやって断ればいいか困っている人も多いのではないでしょうか。上司からの誘いを上手く断る方法をお伝えします。
※本稿は三上ナナエ著の書籍『ビジネストラブル脱出フレーズ80』から一部抜粋・編集しました

上司 飲み会の断り方
職場の「オンライン飲み会」が定例化してしまい…。
在宅勤務も増え、苦手な職場の飲み会の機会がなくなって安堵していたら、最近にわかに「オンライン飲み会」の誘いが増え、まさかの定例化…。
「先約があるので」が使えない現状で逃げ場もない。どのように上司の誘いを断ればよい?

このフレーズ!05「誘っていただいて嬉しいのですが、実は私、切り替えがうまくいかないタイプでして…」
具体的には、
「誘っていただいて嬉しいです。実は私は自宅でのオンラインの飲み会はリラックスできず、気持ち的に疲れましてつらいんです。切り替えがうまくいかないタイプでして、せっかく声を掛けてくださったのにすみません!」となります。
家族が一緒に住んでいる場合は「落ち着かなくて」や「子どもからテレビが見られないから困ると苦情があって」などいろいろな言い訳も考えられますが、一人暮らしだとそうもいかないですよね。
毎回苦しい言い訳を考えるのもストレスになるので、率直なコミュニケーションをおすすめします。ただ「声をかけてくれたことが嬉しい」という感謝のメッセージはしっかり伝えていきましょう。
また「今度、落ち着いたらランチをご一緒にお願いします」など、代替案もセットにすると、より気遣いが伝わります。

